志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

ゲート前に数百人単位で市民が集まり、資材の搬入を何日も阻止すれば、この工事は間違いなく頓挫する。そういう状況が生じてはじめて、アメリカ政府も危機感を持って対応するようになる。

2018-02-26 12:17:51 | 沖縄の過去・現在・未来

以下は『海鳴りの島から』ブログから一部転載です!謝!1週に一度か2週に一度でも参加したいですね!普天間が閉鎖され返還されるために、辺野古を引き渡せ!の維新の論調もあります。しかし沖縄の島の陸、海、空が米軍や自衛隊の演習地である事実は変わりませんね。変えるために辺野古を阻止するために実質的に動かないといけないのですね。厳しい現実!どのように?体力と気力の問題です。三線をもって対峙できませんね。ウチナーウィキガの皆さんが、志を高く、実践してほしいものです。50代、60代、70代の女性たちが牛蒡抜き(ごぼうぬき)されている姿を見ると、その心意気に圧倒されますが、残念ながら仲間に加わる気力も体力もないのが事実です。辺野古に行っても傍らで見守る他ないですね。汗を流すーーー!

 

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名護市長選挙や県知事選挙に向けて、日本政府・沖縄防衛局は当初の計画を変更し、辺野古側のリーフ内から埋め立てを開始することで、工事の進行を印象付けようとしてきた。名護市長選挙の結果を見ても分かるように、その狙いは奏功している。

 本来ならK1~K4の各護岸は、被覆ブロックを設置したあと消波ブロックも設置しないといけない。しかし、現在まで消波ブロックは設置しないまま工事が進められている。1日も早くK3護岸の工事に入ってK4護岸とつなげ、海域を囲い込むことを優先している。

 囲い込みが終われば、その内側に土砂を投入して、埋め立てが始まった、と日本政府は大々的に宣伝するだろう。そこまで至れば沖縄県民もあきらめ、翁長知事への支持も失われる。名護市長選挙に続き、翁長知事も追い落とせば、あとは好きなように工事を進められる、というのが政府の目論見だ。

 そういう日本政府の目論みを打ち砕くためにどうするか。辺野古新基地建設に反対する各自に問われていることだ。埋め立て承認の撤回に踏み切らない、行政権限を貫き得ないことをもって翁長知事を批判するのは簡単だが、自分自身はどれだけ新基地建設を阻止するために努力しているのか。

 現在の政治・司法の状況では、翁長知事が埋め立て承認を撤回しても、実際に工事が止まる期間は長くはないだろう。では、その後にどうするのか。そのことが市民1人ひとりに問われている。県民投票を主張する者たちも、では自分自身が沖縄に移り住み、全精力を注ぎこんで県民投票の運動を担うのかが問われる。オピニオンリーダーを気取って、言いたいことを言い、書きたいことは書くが、実際の運動は誰かがやるだろうと他人まかせにする。そういう姿勢は無責任すぎる。

 辺野古新基地建設を阻止できるか否かは、キャンプ・シュワブのゲート前にどれだけ多くの市民が集まるかにかかっている、と私は考えている。辺野古の新基地建設工事は難工事だ。大浦湾の工事が難しいが故に沖縄防衛局は後回しにしているのだ。辺野古側リーフ内の埋め立てにしても、そのために必要な土砂はこれまでの護岸工事の比ではない。現在、大量の石材がゲートから入っているが、やっと護岸工事や仮設道路の工事をまかなっている程度なのだ。

 ゲート前に数百人単位で市民が集まり、資材の搬入を何日も阻止すれば、この工事は間違いなく頓挫する。そういう状況が生じてはじめて、アメリカ政府も危機感を持って対応するようになる。1人ひとりが時間と労力を費やしてゲート前と海で汗を流さなければ、状況は変わらない。

 

              (米軍のために国民の税金で頑張る海保のみなさん?)

ただ私の疑問は残ったままです。シュワーブ基地の返還や閉鎖運動のない新基地阻止運動への疑問です。政治・経済と基地の具体的なリアリティーや力学が、オブラートです!なぜキャンプシュワーブの閉鎖・返還を求めないのでしょうか?


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