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志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

カナブン(黄金虫)発見!蜘蛛の巣に絡まったのはたまに見かけたが〜!

2022-07-11 00:17:00 | 日々の記録・備忘録
庭のクマゼミの抜け殻を探していると、目の前に綺麗な緑色のカナブン!緑色の光沢は確かにそこにあつた。

以前書いた詩が思い出された。

コガネムシ(カナブン)哀歌 

光に吸い寄せられてやってきた君は今パソコンの上
屍骸が美しいとは!
深緑が光りを受けてそこにある
君は死して美しい

その緑の光沢を誰に向かって放つのか
夏の迷いの夜、光に誘われ踏み込んだ世界
そこは君の陶酔の時、そこに甘い蜜はあったのか
恍惚、陶酔、そして待ち構えた「死」
存在そのものを晒してそこにいる君
蝉の屍骸と同様
愛を叫んだ姿がそのままに朽ちていく

蝉時雨が室内に波となっと押寄せる
池の盛の夏の王様たちが辺りを圧倒する今
君はパソコンのキーボードの上
深緑が光りを放ってワタシの意識という不可思議な領域を
打つ

ワタシの実存のしばしの道連れ
キャンパスの庭は蝉時雨
蝉時雨
もはやイソヒヨドリは鳴かない
鶯も鳴かない
聞こえてこない

キャンパスの主は愛を叫ぶ蝉の群れ
カナブンは光の魔力に
突進してひっそり果てる

命のリズム
物語
今日、明日、あさって
めぐってくる夏の光景
真夏の物語

深緑の光沢に折れることば
矢となる蝉時雨
はるか遠く時空の源へ
この時、この過ぎ行く朝
時の川に乗って今日の旅
カナブンと蝉時雨

  記憶の一ページ
  沈黙と絶唱
  死して光を放ち生きて愛を叫ぶ
  
  君の死は美しい
  ワタシもまた死して光を放ち、生きて愛を叫びたい

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