（強風のような台風が去った後、公園でネズミの死骸を見つけた。野良猫はネズミを獲物にしているのだろうか？）
猫の可愛さを目にした昨今でした。猫を愛するいろいろな取り組みがあるのですね！
（つぶやき）
野良猫
ホームレスのおじさんは公園を住処にし、
猫さんたちとも仲良し
おじさんの自転車の近くに尾っぽを立てて
ついていく
仲間なんだ
ペットボトルや空缶を拾うおじさんの隣で
身体を摺り寄せる
同じ公園の住人
昨日も今日も明日も
ここは
住処なんだ
ユウナの大木はねぐら
枯葉の山は暖かい布団
もちろん仲間とけんかもするけど
縄張りは必要なんだ
俺の縄張りはあのユウナの樹木なんだ
ユウナも俺を守ってくれるさ
兄弟分は木の根本で寝ている
天下泰平ではないが
いつでも腹を空かしている
人間の施しだけで生きてはいけない
たまにバッタやヤモリやネズミを食べることもある
おれの人生、悪くはないよ
公園に捨てられたけど
寂しくてどうしょうもなかったけど
家の中より自由で気楽で
ひもじいよ
"It"と呼ばれた少年は”食べ物”で支配され
学校では友達のランチに手を出した
そして飢えを満たすためにスーパーで盗みをした
そうせざるをえない場に追い込むのが母親のゲーム感覚の
虐待の一つの形だった
行為には理由が伴う
犯罪にはその因果が伴う
死刑制度の陥穽は
誰もがある状況に追いやられた時
奈落に落とされることを無視している
行動心理学が発展している国では
集団行為も個人の行為も含め、関係性の絶対性としての
人間の営み総体が問われ続ける
猫さんたち、公園で生まれた猫さん、捨てられやむなく公園に住んでいる猫さん
食べる闘いを強いられる
飼い猫と野良猫の境界に
猫の里親さんたちが微笑んでいる
互いに今を生きる縁にしてーー
（思いつくままにー！）
（樹木と猫は遠い遠い昔から睦みあってきたのだ！）
