(劇団「うない」のシンデレラ物語の舞台:ブーゲンビリアがUPできないのです!)
若い彼らは自由にニューヨークを目一杯、頭一杯、身体一杯、吸収している様子だ。わたしはやっと頭の整理ができた、3人の芸者たち(ジュリ)である。やれやれ!3が決めてだった。最初からそうだったのだ。論文をまとめるつもりで取り組んでいたが、発表用のPPTは一応作成、といっても写真主体だね。時間内の中身は何とか整理はついた。何やら捨てていたものが甦ってきた感じがする。しかしこの間追究していたのはつながっている。時間がほしい。形としての論にまとめる作業はいくらでも時間が必要。あとは集中力だね。若い彼女はさっさと発表原稿をきちんとまとめてニューヨークの現代美術館などに行っている。うらやましい!
ニューヨーク地下鉄マップを送ってくれた。感謝!土壇場であわてる日々、荷物を少なく。資料と軽いPCとデジカメ、安いホテルはタオルもないとのこと。気温は5度、雪が降ったという。やれやれである。4月半ばまでに出せる論をまとめたい。そのための時間で実は観光にあまり興味がないわたしがいる。観光のための旅はほとんど興味なかったのだ、と実感。旅とは何だろう?君と旅したい!
http://www.mta.info/nyct/maps/submap.htm
ずいぶ前にニューヨークに行った時、高層ビルを見上げながらその町の錆のようなものを感じた。そこからシカゴに電車に乗り、バックパックとショルダーを持って向かった先は大学だったけど、シカゴからも電車でアメリカ中西部の真ん中、竜巻のメッカ、キャンザスシティーに向かったのだった。カンザスは「オズの魔法使い」のルーシーの物語の街だったのだ。ローレンス・カンザスにはインジがいた。『バス停』などの戯曲を書いた劇作家である。インジ劇場で「人類館」の英語バージョンを演出したのだった。ああ、時はあっという間に過ぎる。あの時、あの場所、あの、あのと、思いでだけを重ね、忘れ、今、このモメントがある。調教師を演じた彼はゲイで、演劇学部にはレズやゲイが多いのだと、納得した80年代、学部長がout of closetした始まりだった。そしてAIDである。あの頃見たドイツのゲイの映画に驚いたが、時代は急速に変ったのだ。AIDの治癒も開発されたのだ。昨今は同性愛者の結婚も不思議ではない時代になった。実験国家アメリカの面白さはそこに住んでいる大勢の人々が日々実感しているものなのかどうか、時代の変容がそこに感じられるだろうか?OCCUPY Wall STはまだ続いているのだろうか?