しかし復帰50年沖縄国際シンポジウムは開催されなかったのですね。沖縄学は衰退したのではないはずで、「緻密な研究」は深められているはずですが~。2019年10月31日に首里城が燃え、翌年の春からコロナパンデミック宣言で社会が世界が分断された2年半が過ぎました。やがて3年になります。
その間も混沌とした中で奮闘してきた方々の努力の成果はまとめられているはずですが、世界の混沌の波を浴びざるをえない状況です。沖縄学が世界、この地球惑星、宇宙とリンクしていることは紛れもない事実で、外側の世界がこの内側の島社会と相対的に相乗作用を起こしているのも事実です。その中で足元を掘るとはどういうことを意味するのだろうか。
10年前に復帰40年沖縄国際シンポジウムが開催され、3人のパネルで参加し、報告書も英語で提出した後、何の連絡もなかったので、どうなっているかと思ったら、ネットで公開されていることに今頃気が付きました。2012年の12月に公開されています。(全く気が付かなかった!どうしてメールで、連絡がなかったのだろうか。)
復帰40年 沖縄国際シンポジウム ──これまでの沖縄学、これからの沖縄学── 日程:2012年3月29日(木)〜 3月31日(土) 会場:早稲田大学/国際会議場・小野講堂
こちらのパネルの部分だけ紹介しておきます。前にもUPしたかもしれない。