志情(しなさき)の海へ

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デザイナーで詩人の久貝清次さまの弔文〈弔辞〉です。琉球新報1月28日掲載!謝!

2020-02-02 23:58:09 | 詩、詩集

同郷の友人として心温まる弔文です。平易なことばの中に詩人の在りし日の姿がうかびあがってきます。http://www.kugaiseiji.com/profile.html久貝清次さんのプロフィールです!

沖縄タイムスには弔文(弔辞)が掲載されないのですね。確か比嘉加津夫さんは琉球新報と沖縄タイムス両紙に弔文が掲載されていました。詩人の死亡記事(訃報)の扱いの新聞社による違い(編集)にも驚きました。沖縄タイムスの記事は、沖縄から日本や世界に発信した詩人のことば、詩の力が侮られているようでした。例えば、新報社は俳優の宍戸錠氏の死亡記事より大きく囲み記事で詩人与那覇の訃報を伝えていました。対して沖縄タイムスは宍戸錠の訃報記事を大きく取り扱い、沖縄の詩人の記事を変則的に掲示していましたね~。記事の紙面は嘘をつきません。

これは新聞研究の一つのテーマになり得ますね。

新聞社間の競争があるにしても、詩人に対する沖縄タイムスの視線は客観的に記録されていくかと思います。

以下はFRANK STEWART氏と山里勝己氏が編集した沖縄文学特集の貴重な翻訳書籍living spiritです。その本の裏表紙には与那覇幹夫の詩編があえて抜き取られています。なぜ?世界的に著名な詩人Gary Snyder(ゲーリー・スナイダー)の研究者の第一人者である山里勝己氏と文学研究者のフランク氏は与那覇の詩をたかく評価しているからです。(~と考えています)『赤土の恋』の一部の詩編を丁寧に翻訳し、スナイダーに紹介したのは山里氏でした。与那覇幹夫は氏に深謝していました。『赤土の恋』のことばの力、そのリズムや世界観に英文学、ロマン派の詩や近・現代詩を学んだ者として、驚愕を覚えたものです。単なるウチナーグチなりXX方言詩ではないですね。独特なリズムの中に生かされた新たなことばの表現詩です。

 

 

 

 

 


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