志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

授業の初め、学生たちにスティーブ・ジョッブズSteve.Jobsの”You've got to find what you love”を!

2013-04-16 20:52:11 | 英語教育・語学一般
 
チャンプルーのクラスから何が?慶應からの転入生も医学部生も情報工学の学生も?
                (キャンパスで見つけたタンポポ)大学の英語講読のクラスは、慶應大から転入した4年生も1年生の医学部生も情報工学の2年生も、法学部の経済専攻の学生...
 

もう一年が巡ってきた。同じクラス、今年は40人!工学や理学系の学生が多いので、彼らの関心に沿うような英文論文なり記事の中で面白そうなものが、Stay Hungry.Stay Foolishのスティーブ・ジョッブズのかの有名な言葉!が入ったスピーチだ。それを紹介したいと思って、朝急いでスピーチ原稿を印刷し、教室にプロジェクターを持ち込んだ。音と映像で行こうという考えだ。(一人の女子学生がすでに有名なジョッブズのスピーチにアクセスしていた。)

さすがいいスピーチだと思う。少しは中身にコミットできたかどうか、一度映像を見せ、二度目は映像のスピーチを聴かせながら英文スピーチ原稿を読ませた。途中から音読も勧めた。わたし自身がたとえば国際学会で研究発表するたびにpresentationはネイティブにかなわないという思いがあるので、大きな声を出して読む。やりすぎてもやりすぎることのない音読の練習のつもりでもある。彼ら学生たちは中・高校とIN PUTはされてもOUT PUTはほとんどやっていない。声に出すことが必要なのだが(つまりコミュニケーション)、受験英語ゆえの欠陥を身体で背負っている。ゆえに声に出す英語を意図している。

好きな専門領域の記事や論稿を持ってきてしっかり読んでその要約とコメントを英語で書き、さらにPPTにまとめ発表させている。またあえてJAPAN FOCUS から10ページ以上の記事を選んでそれをやはり予約し、コメントを入れ英語で中身を紹介させている。そうすることで発表者以外の学生も新たな知見を共有できる仕組みになっている。グループや個人発表の評価Evaluationも記入させる。他のクラスの仲間が紹介する事柄へのコミットメントである。

この授業は結構面白い。多様な関心が膨らむ。知的刺激になっているのも確か。思いがけない学生たちの関心のありかがまた見えてくる。そういえば去年は日本のヤクザとアメリカのマフィアの比較を紹介した学生もいた。枯葉剤の問題についての発表もあったし、米軍基地問題も福島も、原発労働者の厳しい実態も報告された。ストレスの原因と対策について医学部の学生たちが発表したり、エコーツーリズムの発表もあった。虹についての文化的捉え方の違いなどもあった。

Jobs’s speech!

Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma-     which is living with the results of other people's thinking.And most important, have the courage 

to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become .Everything else is secondary.-------Stay Hungry. Stay Foolish

個人的にHUNGRYの人生を続けているので、いつこのHungryから逸脱できるのか、との思いも大きい。Stay Foolishになりきれない人も多いような気がする。実際はどうなのだろう?つまり優等生やお利口さんで人生を終わってしまって、後悔する人生も多いのかもしれない。自らの心や直感に従う勇気を持つこと、と言うは安く、実践となると、どれだけの人が素直な心の声に沿って生きているのだろうか?その隙間なり矛盾なり葛藤なりの中に人生のドラマがまた秘められているのかもしれない。Stay Hungry, Stay Foolish!常識がないという批判がFoolishになるのかもしれない。(\^0^/) 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。