19日以前に分かっていれば、観たかもしれないと思うとスペシャル観客になれなかったことは残念な気がします。
10人のための舞台です。
この間無かった発想です。芝居の公演者の側が観客を限定して選ぶのです。贅沢な空間です。
観た方は「よかったです。緊張感があって。ジャージ姿の青年が独り言を言っているのを1時間じっと見る。そこから発せられる音や沈黙に耳を澄ますという体験は、この小劇場ならでは~。
おかげで自分の中にに閉じ込められた自分が可視化された。万人向けのエンタメではなく、客を選ぶ作品です。」と、
メールを寄せてくださいました。
1時間の緊密な時間を想像して安部公房のこの作品を青空文庫で読んでみよう。