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OSTRICH FEATHER BOA

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CHEMISTRY -LIVE TOUR 2017-18「Windy」@福岡国際会議場

2018-01-20 23:28:02 | LIVE

ブードゥーラウンジで熱狂的なライブを鑑賞した翌日は、福岡国際会議場にてCHEMISTRYのライブへ初めて参戦。
CHEMISTRYは僕が中学とか高校の頃、初期の頃よく聞いていました。遡るとASAYAN時代から知っているので、皆でこのデュオを創って、そして親離れするようにセルフプロデュースしていき、そして途中で反抗期のように活動休止して、5年色々経験してまた活動再開してオトナになって帰ってきたなんていう印象があります。余談ですが、KICK THE CAN CREWの活動再開と言い一昨年位から活動再開ブームが到来しているんでしょうか?音楽業界もなんか一つの大きなうねりというか、転換期を迎えている気がします。
話を戻すと、僕もfour位までしか聞いてなくて、Trinity辺りに入るともう全く聞いていませんでした。で、なんで行こうかと思ったかというと行ってみたかったから。ただそれだけです。歌唱力も音楽のクオリティーも逸品で多種多様な楽曲を生み出した、一つの形に嵌らない、変革していく姿勢や音楽が好きだからです。次に行けるかも分からなかったので。ぴあの先行予約で買いました。
そして、入場してみると最後列でした。
しかし、福岡国際会議場はキャパシティが1,000人のホールでは中規模の会場です。会場を広めに作っているのか余りその印象が無い反面、最後尾でもステージが見えやすいです。ロームシアター京都と福岡サンパレスの最後尾を体験しているからかもしれないけど。

以後はネタバレになります。
ステージにはターンテーブルを中心に左手にドラム、ベース、右手にキーボード、ギターという形で楽器陣毎に四方を囲ったブロックになっていて、ターンテーブルのみそのブロックの正面、つまりステージ側の壁にCHEMiSTRYのロゴが青く光っていました。
暗転と同時にスモークが立ちこめ、最後尾からは全く姿が見えません。ただ前方で歓声が上がっていたので「ああ、出てきたんだな」と思っていました。SEが終わると視界が開けて、そこには2人が立っていました。10年前と全く変わらない姿には驚きました。

SE
1.ユメノツヅキ
2.キミがいる
3.Point of No Return
4.キスからはじめよう
5.Horizon
6.Grind For Me
7.Shawty
8.Dance With Me
9.君をさがしてた
10.君のキス
11.You Go Your Way
12.PIECES OF A DREAM
13.Windy
14.FLOATIN'
15.Life goes on~side K~
16.空の奇跡
17.伝説の草原
18.My Gift to You

ENCOLE
19.最期の川
20.Why...
21.ユメノツヅキ(Slow&Emotional)

文字通りの再始動でありPIECES OF A DREAMのアンサーソングでもある「ユメノツヅキ」から開演。
この曲は2人とファンを繋ぐ歌詞でもあり、恋愛に置き換えることもできる、「ツヅキ」と言いながらも人と人との繋がりの大切さを歌った奥の深い歌詞。「人生を賭けたりしない」「ただの夢ならこんなに苦しくはない」と言った時代を回想させる言葉や、歴代の楽曲のタイトルをさりげなく歌詞に入れ込んでみたりと、慣れ親しんでいればいるほどに深く読める歌詞になっています。
その想いをストレートに伝えるように「キミがいる」というタイトルの曲に続き、「Point of No Return」とアッパーチューンを披露していきます。「キミがいる」の「昨日までの憂鬱は捨てて変わらない明日を祈ろう 確かなことはただ一つだけ 目の前にはホラ キミがいる」「夢に怯えてた」「届ける 歌を」という歌詞。「Point of No Return」の「終わらない旅を続ける」という歌詞。既に3曲で再開~ファンと一緒にまた作っていこうというメッセージを歌っているように聞こえました。そして楽曲の中に現れる「夢」「旅」という言葉。この言葉が今回重い意味を持っているようにも感じました。

MCを置いて2つ目のセクションではCHEMISTRYの中でもR&Bでムーディーな曲を集めたということで「Horizon」「Grind For Me」「Shawty」とマニアックな選曲を披露。歌詞もセクシャルというか色っぽさを描いたものばかりでした。ここでは暗い照明演出と相まって色濃い世界を作りつつ、デュオならではの2人だからできる、逆に言えば2人じゃないと表現できない多彩なコーラスワークを披露してました。「Shawty」の掛け合いなんかはまさにその典型で、声さえも楽器のように聞こえました。
「Dance With Me」で会場を沸かした後はアコースティックのセットへ。ここではより歌に重きを置きたいということで総立ちだった観客も着席させてのバラードセクションで、「君をさがしてた」「君のキス」「You Go Your Way」を演奏。正直「君をさがしてた」が来るとは思いませんでしたが、アコースティックギターによる演奏でより生々しく感情を込めて歌い上げていました。「You Go Your Way」はもう自分も何度も失恋をしているので、聞いてて歌詞が辛かった。「だから今は涙を拭きなよ、いつもの笑顔で」なんて僕には言えなかったな....。このセクションは結婚したけど色々あってうまく行かなくなり別れることになって、でも君のキスが忘れられないと未練を歌って、完全に別れて過去完了形になってしまったという風にも聞こえます。いや単純すぎだな。

MCを挟んでの「PIECES OF A DREAM」は福岡でデビューした時のイベントでキャナルシティで歌った時のことを一番思い出すとMCで言っていました。全く色あせない曲。というかむしろ再始動して年を重ねたことでさらにその言葉の意味も深く考えさせられたんじゃないのかなと思いつつ、最新シングルでツアータイトルでもある「Windy」へ繋がります。この流れにケミがこのツアーに込めた想いや意味があるように感じました。「ユメノツヅキ」と「Windy」は表裏のようなイメージで、想いが歌になっているのが「Windy」、歩き出す現実や決意を歌ったのが「ユメノツヅキ」かなと。川畑君はこの辺りでは衣装のコートを脱いで黒シャツにワイドパンツでどっからみてもB-BOYになってました。「FLOATIN'」「Lige goes on」「伝説の草原」とアッパーな曲が再び連呼され会場が盛り上がる中、僕は歌詞の繋がりに驚いていました。「Life goes on」では「風は絶えず動いて」「夢見た未来描こう」と歌い、「伝説の草原」では「風の先と」と歌い出しいたからです。このツアーは再始動のツアーですが、コンセプトも「続き」であり、歌詞や曲調も意識しながら選曲していったと予想出来ました。そしてそれをストーリーとして繋げている、このツアーそのものが「ユメノツヅキ」だったんですね。
最期は感謝を贈り物に重ねて想いを伝えた「My Gift to You」をしっかりと聞かせて本編は終了しました。

アンコールで「最期の川」「Why..」と演奏されました。「Why..」がここで演奏されると思ってなかったので意外でした。この曲って多分あの英詩の部分があるからかな...と思いました。曲調的なものもあるかもしれませんが。
最後はもう一度「ユメノツヅキ」のスロウバラードバージョンで終演。

振り返れば多彩な選曲で、歴代のヒット曲ばかりでなくアルバムの中からもマニアックな選曲をしており、想定していた通り多彩な音世界を堪能することができました。何度も何度も客席に向かって感謝の言葉を述べていたのが印象的でした。凄く純粋な人達なんだろうと改めて感じました。
ありがとう。