なりとろ日誌

なりとろの『考え』を色々書いていきます。 更新はクダクダです。

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2017年08月25日 20時30分00秒 | 

とっぴーとジョイを死なせて2週間。

 

エアコンをつけて車で留守番させて居るとき、

バッテリーが上がり、

エアコンが切れ、

熱中症で二人は亡くなりました。

 

なりとろがちゃんとしていたら、

絶対に起きなかった事故・・・いや、人災。

二人を殺してしまったのは、なりとろ自身でした。

 

とっぴー、14歳と10ヶ月。

ジョイ、10歳と8ヶ月。

 

大事に、大事に慈しんで、愛して育ててきた命を、

気の緩みと、大丈夫だろうという根拠の無い自信で、

自らが奪ってしまったのです。

 

あれから2週間です。

2週間経った今でも、

元気だった頃のとぴジョイを思い出し、

同時に動かなくなった彼らを思い出して、

あふれる涙を抑えることが出来ない日々が続いています。

 

後悔と悲しみと日常が壊れていく恐怖に、

毎日、毎日、怯え、苦しみながら必死に生きています。

でも、とぴジョイの苦しさを思うと、そんなもの大したことない。

この苦しさは、とぴジョイに対しての懺悔から来る感情。

深く愛していたからこそ湧き出てくる感情。

深く愛していたという証明。

彼らが亡くなった後も、彼らを愛することが出来ると思えば、

この苦しさ、悲しさは何でも無いことなんだと、

自分に言い聞かせています。

 

 

なりとろには、もう一つの葛藤がありました。

それは、とぴジョイが居なくなって、

新しい家族を迎えるのが良いのか悪いのか。

とぴジョイをあんな死なせ方をしたなりとろが、

果たして新しい家族(わんこ)を迎えても良いのかどうか。

 

悩みました。

 

実は、なりとろには3頭目に迎えたいと、

真剣に考えた子が居ました。

先月初めてとぴジョイのふるさとショップで出会い、

とっぴーと同じカラーで、

ヨシヨシしたらお腹を見せるジョイのような子でした。

この子を家族に迎えたい・・・・。

でも、経済的にも難しい・・・。

それで諦めていた子。

今月、岩手に行く前の7日にトリミングに行ったとき、

とぴジョイもこの子に会っていました。

とっぴーはシッポをフリフリ、お顔を舐めようとしていました。

 

とっぴーとジョイを亡くして、大阪へ帰る時。

あの子のことが、頭の中で大きくなりました。

とっぴーとジョイが亡くなって悲しみのどん底にあるはずなのに、

なぜかあの子が気になって仕方がありませんでした。

 

 

葬儀が終わって、

とぴジョイのふるさとショップのオーナーさんへ、

今回の報告とお詫びをしに行ったんですが、

もしかしたら、あの子はまだ居るのかな。

居たら会いたいな・・・。

そんな思いも心に抱いていったのです。

 

オーナーさんに経緯を説明し、

あの子が気になっていると言うことも話しました。

オーナーさんには、ペットロスを乗り越えるには、

また犬を飼う事が一番だと言われました。

もし、あの子が気になるけど、心の整理に時間が必要なら、

49日まで待ちますよ、と言われて・・・。

 

だっこさせて貰った瞬間、

涙があふれて止まりませんでした。

なぜかは解りませんが、

とぴジョイが帰ってきた・・・!

そう思ったのです。

思ってしまったのです。

 

 

とぴジョイを死なせてしまって、

もう犬は飼いたくない、と言う気持ちになるかと思ってたのですが、

なぜか、そういう気持ちにはなりませんでした。

 

家族とも相談して、

さちこともたくさんの話をして、

決めました。

 

あの子を迎える。

あの子を我が家に、迎えたいと。

 

もしもあの子で無ければ、

そういう気持ちにならなかったかも知れません。

 

なりとろの中で決め手になったのは、

あの子は、とっぴーとジョイに会っていること。

あの子なら、とぴジョイも許してくれるんじゃないか・・・。

そんな勝手な妄想で、心を決めたのです。

 

そして、あの子は我が家にやってきます。

とぴジョイの代わりではありません。

とっぴーとジョイに代わりなんて無いのです。

でも、

とぴジョイの時に得た知識は、すべてあの子に注げます。

とぴジョイに対してと同じだけの愛情を注げます。

あの子の中で、とぴジョイは生き続けるのです。

 

とぴジョイを失った悲しみの中で、

新しい家族を迎えるという複雑さはありますが、

迎える以上は精一杯の愛情を注ごうと思っています。

もうあんな悲しく辛い最後は経験したく有りません。

とぴジョイにしてあげられなかったこと、

それをあの子にしてあげることが、

とぴジョイへの愛の継続と思っているので・・・。

 

あの子の名前は、

 

『P’s(ピース)』

 

おっとりしていて、

マイペースで、

見ていて平和(peace)そのものなイメージだったのと、

なりとろ、さちこ、そして、とぴジョイを愛してくれた、

みんなの心に開いた穴に嵌まる欠片(piece)になるように。

トップロードの娘・エリモハルカの息子・ピースマークからも貰いました。

ムー(ピース)ターからも。。。。ちと苦しいか(苦笑)

明日、我が家にやってきます。

よろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

 


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