なりとろ日誌

なりとろの『考え』を色々書いていきます。 更新はクダクダです。

希望の欠片

2018年10月06日 23時06分38秒 | 激愛タイガース

絶望の中にも光はある。
阪神タイガースの落陽の日々。
最下位に落ちる苦しさの中に、一筋の光。

背番号53番。
赤星の代名詞と言われた縦じまの53の継承者。
島田がサヨナラヒットで初打点だ。

奇しくも今日は、ファーム日本一決定戦で読売を下し、阪神の二軍が優勝を決めた日だった。
二軍に日本一もないのだが、相手が読売なら勝つに越したことはない。

そんな二軍を引っ張ってきた島田が、祝うように一軍でサヨナラを決めるなんて出来すぎか。

今年、金本阪神はボロボロの状態になってしまった。
理由はスポーツ紙が色々書いているが、すべての歯車が狂った気がする。

主力の故障。
期待の若手の伸び悩み。
外国人選手の誤算。
ベンチワークの稚拙さ。

戦力自体は昨年とそれほど変わっていないのに、成績は雲泥の差。

シーズン途中、なりとろも試合内容の面白なさにガッカリしたほどだ。
オールスター頃には金本監督辞めてくれないかなとも思った。


しかし。
金本を監督に迎えるときに思ったこと。
しばらくは弱くてもいいから、フロントとベンチが一体になって改革をして欲しいと。
数年後に強いタイガースを、いや、生え抜きが主力を張って勝ちまくる姿を見せてもらうためには、我慢をするからと。
あの時そう思ったのだ。

しかし、金本政権三年目の今年、あまりに期待が大きすぎて我慢することを忘れた。
そんなファンが、なりとろ以外にもたくさんいた。

よく考えると、今のタイガースは生え抜きの選手たちが何とかチームの力になろうと頑張っている。

梅野、糸原、北條、陽川、大山、そして島田。
スタメンに生え抜きの若手が並ぶ打線。
まだ3年だから、そこは確実性が無いけれど、よくよく見ると楽しみな素材はたくさんいる。

投手も才木、望月、高橋遥。

ベテランにも力を借りなければいけないが、歯車が噛み合えば、今年の経験は必ず来年へと繋がる。

信じることだ。
ファンに出来ることは、信じて応援するしかない。
愚痴も言うし、ヤジも飛ばすが、みんなタイガースが好きだからこそ。

今年もあと数試合。
来年への希望の欠片、ひとつでも多く見せて欲しい。

最後に、西岡剛選手、ありがとう。
君が好きだった。
阪神に来てくれてありがとう。
本当は甲子園で君の引退試合を観たかったけど、まだ心の中に燻る火があるんだね?
燃やし尽くして欲しい。
応援は出来ないけど、君の事はいつも見ているから。
コメント (2)
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