八十八夜 昭和記念公園
今回2年ぶりに中国で技術講習を行い、材料の改善と店頭に並ぶ商品のレベルの高さに驚いて来ました。しかしそれは世界中から、特に日本から技術者を招き、今の商品、今売れている商品を奪い取っているのであるか当然ではある。
今回はパネトーネの要望があり、美味しいさを決めるのはパネトーネ用種が重要であることを説明した。しかし彼らが求めるのはライバルに勝てる美味しいパネトーネだけで、タネには興味を示さない。そこで今回は完全形でなく、一歩手前で終わらせ、種の重要性を認識してもらうようして来た。種がなくても完全形にはできるが、次回の仕事に繋げるため。中国に喜んで行く訳ではないが・・・・・。
今回は依頼のなかったシュトーレンで美味しさ、日持ち、しっとり感を見せつけ、黙らせて来たが、基礎を追求しない彼らに本物を教えるアホらしさ、苛立ち、どこまで我慢できるか。
今の売り上げ、繁栄を追求するだけ、基礎を蔑ろにして、コピー大好き中国人、バカだ。