今月初旬よりあるベーカリーの売上改善に取り組んでいます。
東京の有名なベーカリーの直営店の一つですが、製造スタッフは若い日本人スタッフ2人と中国人スタッフ4人。中国人スタッフは元料理人で感と動きは冴えていますが、パンは全くの素人です。会話は筆談、冗談も筆談で時間がかかりますが、気持ちは通じ合えてきました。真面目で、仕事熱心で、日本でこのまま働き、十分に技術を磨きパン業界発展に寄与して貰いたいと思います。
しかし、彼らは帰国後自身でレストランを開く夢を持ち、資金を蓄える目的で来日しているようです。一人っ子政策で彼らはもちろん一人っ子、帰りたいと言います。残念です。何しろ日本人に無い根気、我慢強さを持ち、パン業界には必要な貴重な存在と考えられます。
中国、成都へ就くため中国語を勉強始めた私にとりまして、彼らとの出会いは千載一遇のチャンスと感謝いたしております。