Naomi's Letter

ソプラノ・佐竹由美のブログです。
定期的に公演や、近況をお知らせいたします。
どうぞごゆっくりおくつろぎください!

藝大近くの癒しスポット

2011-10-29 | 出来事
藝大大学院の授業とは別に、年に5回音楽学部の舞台語発音法という授業を担当しています。
昨日の金曜日はその担当日。

リサイタルの伴奏合わせをした後、2時間空いていましたので、お昼も兼ねてずっときになっていた喫茶店に行ってみる事にしました。

そこは、水~土の間しか営業していない様で、なかなか訪れることが出来なかった場所。
何気ない住宅地の中にぽつんとあります。

日本のとっても古い民家を使って営業しています。なので入る時は少し勇気が要ります。(普通のお宅の玄関を開けて入るような感じ)



中に入ってみると、とても狭いのですが、ひとつひとつの小物やテーブルにこだわりを持って作っていて、とても可愛らしい。
奥の小さなお庭は、イングリッシュガーデン風になっていました。



パンプキンのスコーンとお茶を注文しました。(食事はできません。スコーンかケーキに、飲み物は色々な種類が。)



何時間でも居て良いですよ…という雰囲気で、思いの外お客様も沢山いらっしゃって、でも全然気にならなくて、落ち着いて静かに過ごせる場所でした。
ゆっくりしたい時に、また友人と何気なく…訪れてみたいと思った場所でした。



嬉しいお知らせ。

27日に行われました日本音楽コンクール作曲部門の本選、私が演奏を担当した魚路恭子さんの作品が第1位に!同時に聴衆賞である岩谷賞も頂きました。
演奏する側としてはとても光栄に思っています。
なんと、2年ごとに行われる室内楽部門ですが、3回連続して演奏を担当していますが、3回とも私が歌った作品が第1位に輝いています!
えへん、ちょっと自慢です!

もちろん、作曲家の方の作品の良さですが、それを生かすことが出来た事に安堵と喜びを感じています。どの作品も力作で、演奏する方としてはちょっぴり苦労もあるのですが、それでも終わってみるとお役に立てた事がとても嬉しいなと思っています。
これから未来に羽ばたく新人の作曲家さんたち。その方達のお名前を頻繁に目にすることが出来る日が楽しみです。

たぶん、11月3日の文化の日にNHKで放映になるかな?地デジになって、今はテレビの放映方法も変わってしまったかもしれませんが、もし詳細が分かりましたら、またお知らせしたいと思います。

入賞者記念演奏会は来年3月4日です。


さて、11月2日のリサイタルまであと少しとなりました。
11月2日(水)19時開演 浜離宮朝日ホールです。
頑張っています!よろしければ是非、皆様のお越しをお待ちしています。

詳細は→こちら


第3回佐竹由美ソプラノリサイタル

2011-10-19 | コンサートのお知らせ
常にこの記事がトップに設定しています。日々のブログはこの下を!

毎年行っている英米歌曲シリーズのリサイタルです。

今年はメノッティ生誕100年にちなみ、去年と引き続き「続・メノッティとバーバー」と題し、リサイタルを行います。
皆さまのお越しを心よりお待ちしています。 どうぞよろしくお願いいたします。



2011年11月2日(水) 19時開演 浜離宮朝日ホール(地下鉄大江戸線・築地市場下車)
続G.C.メノッティとS.バーバー英米歌曲シリーズ Vol.3


ソプラノ:佐竹由美  ピアノ:江口玲


【演奏曲目】

Gian Carlo Menotti
・「遥かなる歌」  “Canti della Lontananzas”
・オペラ『霊媒』より モニカのワルツ Monica’s Waltz from “The Medium” 
・オペラ『電話』より まぁ、マーガレット、あなたなの  Hello! Oh, Margaret, it’s you from“The Telephone” 

Samuel Barber
・「それでもなお」作品41  “Despite and Still” Op.41
・「ノックスヴィル:1915年の夏」作品24  Knoxville : Summer of 1915 Op.24

チケットお問い合わせ:二期会チケットセンター 03-3796-1831 
           朝日ホールチケットセンター 03-3267-9990


【メッセージ】ヨーロッパ音楽を範として発展してきたアメリカの音楽界は、20世紀を迎え「アメリカ独自の音楽とはなにか」を模索し、新しい世代の作曲家が次々と登場する。メノッティとバーバーもそんな時代の中に生まれた代表的な作曲家である。ただふたりは比較的保守派として人々に
認知されていた。そのふたりの作品に共通して見られるものが「声」に対する拘りであろう。
メノッティは、その当時新しい作品を求めるがあまり声を楽器のように不自然に扱う手法に不快感を表していたし、バーバーはテキストから溢れ出る感情を人間的な声を通して自然に表現することに拘ったのである。ふたりの作品からは、詩の明瞭な表現と豊かな声の響きによって紡ぎだされる叙情美に溢れている。
メノッティ生誕100年を迎える今年は、昨年に引き続きメノッティとバーバーの作品を取り上げ演奏する。メノッティがソプラノのE.シュワルツ
コプフのために作曲したイタリア語のテキストによる「遥かなる歌」、そしてよく同時上演されていたオペラ『冷媒』と『電話』より、またバーバ
ーがJ.エイジーの郷愁的な詩に、自らの子供時代を重ね深く感動し作曲した「ノックスヴィル:1915年の夏」、およびソプラノのL.プライスのために作曲した「それでもなお」。1歳違いであり音楽人生を共に過ごしたこの二人の代表的な秀作をどうぞお楽しみください。

木下牧子作曲 歌曲集「花のかず」

2011-10-19 | お知らせ


木下牧子作曲 歌曲集「花のかず」より
   花のかず
   あさっておいで
   ある日のたび

ソプラノ:佐竹由美  ピアノ:なかにしあかね (2011年6月17日津田ホール・ライブ録音)




武満徹作曲「死んだ男の残したものは」「翼」

ソプラノ:佐竹由美  ピアノ・編曲:菅野雅紀 (2011年4月27日 名古屋宗次ホール)

詩人エドガー・アラン・ポー

2011-10-08 | 出来事
ニューヨークでディクションのレッスンに通っている時、少し早く着いたので周りをウロウロ…

そうしたら…思わぬものを見つけました!


鴉の石像と共に、詩人エドガー・アラン・ポーがこのあたりに住んでいたと言うプレートが。



ここで「大鴉」を書きあげたとあります。
1845年のことですから、150年以上も前のこと。
ポーのことは、詩人ディキンソンの研究をしている時に少しかじりましたので、
何だか現実的でそしてタイムスリップしたようなとっても不思議な気持ちに。

ニューヨーク・ウエストサイド84丁目あたりです。


御礼&ご案内

2011-10-03 | コンサートのお知らせ
1日土曜日のレクチャーコンサートには、沢山の皆さんにご来場頂きまして本当にありがとうございました。
嬉しく思っています。



会場設定も、主催者の皆さんがとても素晴らしく作って下さって、感謝です。


素晴らしいピアノを聞かせて下さった江口さん。ウォーミングアップ中。

私は…お喋りがちょっと、、、パニックしてしまいました。(^_^;)
色々準備していったのですが、主催者側の初めての試みということで、一体どうなる事やら…の緊張と、演奏と喋りと両方準備しなければいけないプレッシャーと、大勢の皆さんを目の前にしてシャイな私は舞い上がり…おまけに後ろで「後何分」という指示に、益々焦って…

と、言い訳沢山は見苦しいですねぇ。とにかく、喋りも口に出して練習しなければダメですね。
藝大のW先生に、「喋る時と演奏の時と、まるっきり表情が違うねぇ。やっぱり演奏家なんだねぇ。」と、褒められたのか、慰められたのか、、、
これを糧に次、頑張ります!!演奏は江口さんの好サポートで、充実したものになったと思います。ありがとうございました。


チャリティーコンサートのお知らせです。



2011年10月10日(月・祝) 
ティアラこうとう大ホール(東京メトロ半蔵門線「住吉」駅下車A4出口より徒歩4分)

東日本大震災&9.11チャリティコンサート in 東京
モーツァルト「レクイエム」

指揮:田久保裕一   合唱指揮:辻秀幸
Sop.佐竹由美  Alt.加賀ひとみ  Ten.榊原哲 Bass.若林浩
オーケストラ&合唱:メモリアル合唱団&オーケストラ

全席自由 一般:1000円  高校生以下:500円

主催:チャリティーコンサート実行委員会
   一般社団法人 国際親善音楽交流協会内

収益は東日本大震災のための義援金として使われます。
皆様のご来場をお待ちしています。

お問い合わせ:一般社団法人 国際親善音楽交流協会内  Tel.03-3406-3355 E-mail: info@igmea.com