Naomi's Letter

ソプラノ・佐竹由美のブログです。
定期的に公演や、近況をお知らせいたします。
どうぞごゆっくりおくつろぎください!

「英国歌曲の系譜を辿る」Vol.2東京公演終了

2016-04-25 | コンサート報告
シェイクスピア没後記念400年、まさに彼が亡くなった4月23日の命日に開催した今回のコンサート、無事に東京公演が終了しました。



終了後の記念撮影


今回のプログラム、並べて見ると本当に美しい作品で良いプログラムだったと、出演者で自画自賛。(笑)
シェイクスピアの偉大さも改めて感じるコンサートになりました。



リハーサル風景


今回お借りしたホール「サロン・テッセラ」は、三軒茶屋にあるこじんまりとした美しいホール。


テラスもあり、とても雰囲気のある素敵なところでした。




少し小さめのホールでしたので早々と満席となり、お越し下さった皆様に心より感謝いたします。
本当にありがとうございました。
沢山の嬉しい感想も頂き、今後の励みになります。

来年のコンサート企画に向け、また出演者一同精進してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


2回の公演を終えて、打ち上げ!
(何故か、全員ノンアルコール!笑)


三軒茶屋って、あまりゆっくり訪れたことがなかったのですが、お洒落なお店が沢山!!
行ってみたいところばかりでした。

ナチュールバルというお店に。


こんなお洒落なWelcome.




メニューのほんの一部、お肉の盛り合わせ。




どのお肉もとっても美味しかったです



とっても可愛いお花を頂きました



私が犬好きなので、わざわざ作って下さったのです!
感激だわ~


その他にも、沢山頂き物をしてしまいました。













どの品も、送って下さった方の想いを感じて、心がジーンとしています。

本当にありがとうございました!



翌日からは、30日のコンサートの練習が始まりました。

なかなか大変な作品で前日の疲れが抜けず、ヨレヨレしてしまいましたが、ちゃっかり近くの根津神社へつつじを見てから練習会場へ。











テノールの鏡くん、バリトンの新見くんが大活躍のバッハの息子(C.P.エマニュエル・バッハ)も是非お楽しみ頂ければと思います。

4月30日(土)文京シビック大ホール 14時開演

「イエスの復活と昇天」 他

是非、お越し頂ければ幸いです。

英国歌曲名古屋公演終了

2016-04-22 | コンサート報告
17日の日曜日、朝は荒れ模様だった天気も、午後には快晴となり、無事に満員のお客様をお迎えし、英国歌曲のコンサートを終える事が出来ました。

スタジオ・フィオリーレさんは、とても響きの良い美しいホール!

リハーサル風景。










ホール内部。




すべての演奏を終えて。








とても熱心に耳を傾けて下さり、そして暖かい拍手を頂きました。

とても嬉しい時間を過ごさせて頂きました。

お越し下さった皆様、ご準備下さったスタッフの皆様、本当にありがとうございました


とても可愛らしいお花を頂きました。





その他にも、美味しいお菓子を沢山!!!
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、すでに半分はお腹の中に・・・

本当にありがとうございました!


さて、明日は東京公演です。

お陰様で、完売となりました。
とても印象的で美しい歌曲をお楽しみいただけるよう、頑張ります!!

どうぞお気をつけていらしてくださいね。

東京春祭マラソンコンサート

2016-04-04 | コンサート報告
東京春祭マラソンコンサートが無事に終わりました。

朝9時に楽屋入り。



小雨が降っていましたが、ピンクの旗が迎えてくれて、気持ちはほっこり。


慌ただしくウォーミングアップ、準備、ステージリハーサルと進みます。


特に1部と2部の間には、出演後のインタビュー、2部のリハーサル、着替えとありましたので、集中力が途切れそう!!





「変奏―変容する音楽」と題された今回のマラソンコンサート。

1部では「《聖なる存在》の変容」と題され、私たちはアンサンブルとしてバッハのコラールカンタータ128番の第1曲目とデシウスのコラール「神のみいと高きところにおわす」を歌いました。



1部をご一緒した皆さん。


2部は「《オペラ》の変容」

こちらのステージでは、ピアノの朴令鈴さんとバロックアリアを3曲演奏しました。



「変奏」ということで、それぞれダカーポまたはリフレインされる旋律に装飾を施しました。
もちろん和声コードは大切にしながらですが、私の場合は、言葉の意味や登場人物のキャラクターまた場面展開などを想定しながら、音をつけていくようにしています。

ピアノの朴さんも色々と考えて下さって、とても素敵にヴァリエーション(変奏)を付けて下さいました!
2回だけの合わせでしたが、2人で阿吽の呼吸で音楽を作れて行けたような気がして、終わってみればとても楽しい時間でした。
朴さんとは初めてご一緒させて頂きましたが、とても音のセンスがある方で、感心いたしました!
またひとり、素敵な演奏家とご一緒させて頂けて嬉しい限り。
本当にありがとうございました。




ロビーでは、第5部まであるコンサートの合間にロビーコンサートも行われました。




また各コンサートが終わった後に、ロビーで対談もありました。

私は2部の終わりにこの場に参加させて頂きました。

このマラソンコンサートの全体のお話をしてくださったヨーロッパ文化史研究家でいらっしゃり、横浜国大の小宮正安教授は、春祭に合わせてピンクのカジュアルな素敵な装い。

とても優しい語り口と深いお話に、もっとじっくり色々お聞きしてみたくなりました。
どうしても演奏のほうが気になるので、なかなか当日はゆっくりステージでのお話をお聞き出来なくて残念!!
ですので、終わった後に、こういうトークの場でお話出来るのは嬉しいですね。

同じステージでご一緒させて頂いた器楽の皆さんの演奏も、本当に素晴らしかったです。
特に2部で、歌のテーマを変奏した作品を、見事なテクニックで演奏されていらっしゃいました。
聞いていて心が躍る思いでした。

トークにご一緒したロビーコンサートでピアノを披露して下さった方は、今年芸大の大学院を卒業したばかり。(若い!!)
どんどん才能溢れる若者が出て来ているなぁと、感心するばかりです。
時代は確実に変わりつつあります。
そんな中で、皆さんとご一緒に演奏出来る喜びと、今の私の役割や出来る事をしっかり努力してやっていく事が一番大切な事だなぁと改めて感じています。

集中が長時間続いたので、とても体も頭も疲労しましたし、終わって見ると色々と反省ともっとこうすれば…なんて欲も出ましたが、本当に幸せな時間を過ごすことが出来ました。




ポスターに出演者の皆さんのサイン。




私が所属している「二期会」は、カルビーに大変お世話になっていますので、スポンサーであるカルビーのところにサインをさせて頂きました。(笑)



お花を頂きました。



お菓子も頂きました。



ありがとうございました


さて、次の暗譜は4月17日(名古屋)&23日(東京)のシェイクスピアの歌曲です!

「英国歌曲の系譜を辿る」 ←詳細はクリック!
(23日東京公演は、客席数が少ないので、お早めにチケットのお申し込みを頂ければ嬉しく存じます)

またしばらく脳味噌が煮えますが、頑張ります!!

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。




写真は、国立音大正門付近の桜です。(4月2日撮影)