昨日は、藤沢市民会館で「新春コンサート」に出演しました。この催しは、ある私立の高校が主催されていて学校の関係者はもちろんですが、地元の方にもお越しいただけるという地域に根ざしたコンサートです。いつも満員で、皆さんの熱意が感じられます。ほぼ毎年お招き下さっているのですが、一番最初に伺った時は、大雪!昨年もとても寒くて、会場の暖房がなかなか効かなくてコートを着てGPをした覚えが。でも昨日はポカポカ陽気。今年が暖冬なだけかしら?今日も家では暖房がいらないくらい。やっぱり温暖化を心配してしまいますね。
コンサートは、とても和やかな雰囲気で、皆さんにも大変喜んでいただけたのではないかと思います。一番前に座っていらしたおばあちゃんが、ずーっとニコニコと聴いてくださっていて、歌い終わるとすごく嬉しそうに拍手をしてくださいます。それを拝見していると、私もどんどん張り切ってしまいました!!
このところ論文のためにすごい勢いで色々な文章に触れています。我ながらすごい集中力だと「自分で自分を褒めてあげたい」なんて思ってしまいますが(笑)、詩人や作曲家の人生や考え方に触れたとき、当たり前のことですが、演奏する意義というものを改めて考えたりします。考えを言葉にするとチャッチくなってしまいそう・・・だし、これが上手く説明できたら、論文なんて「オチャノコサイサイ」なのですが(ウフフ)。でも、そんなことを考えた後で、前出のおばあちゃんを拝見していると、自分がすごいことをしているんだということをひしひしと感じます。そして、感謝でいっぱいになるのです。