Naomi's Letter

ソプラノ・佐竹由美のブログです。
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第3回佐竹由美ソプラノリサイタル

2011-10-19 | コンサートのお知らせ
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毎年行っている英米歌曲シリーズのリサイタルです。

今年はメノッティ生誕100年にちなみ、去年と引き続き「続・メノッティとバーバー」と題し、リサイタルを行います。
皆さまのお越しを心よりお待ちしています。 どうぞよろしくお願いいたします。



2011年11月2日(水) 19時開演 浜離宮朝日ホール(地下鉄大江戸線・築地市場下車)
続G.C.メノッティとS.バーバー英米歌曲シリーズ Vol.3


ソプラノ:佐竹由美  ピアノ:江口玲


【演奏曲目】

Gian Carlo Menotti
・「遥かなる歌」  “Canti della Lontananzas”
・オペラ『霊媒』より モニカのワルツ Monica’s Waltz from “The Medium” 
・オペラ『電話』より まぁ、マーガレット、あなたなの  Hello! Oh, Margaret, it’s you from“The Telephone” 

Samuel Barber
・「それでもなお」作品41  “Despite and Still” Op.41
・「ノックスヴィル:1915年の夏」作品24  Knoxville : Summer of 1915 Op.24

チケットお問い合わせ:二期会チケットセンター 03-3796-1831 
           朝日ホールチケットセンター 03-3267-9990


【メッセージ】ヨーロッパ音楽を範として発展してきたアメリカの音楽界は、20世紀を迎え「アメリカ独自の音楽とはなにか」を模索し、新しい世代の作曲家が次々と登場する。メノッティとバーバーもそんな時代の中に生まれた代表的な作曲家である。ただふたりは比較的保守派として人々に
認知されていた。そのふたりの作品に共通して見られるものが「声」に対する拘りであろう。
メノッティは、その当時新しい作品を求めるがあまり声を楽器のように不自然に扱う手法に不快感を表していたし、バーバーはテキストから溢れ出る感情を人間的な声を通して自然に表現することに拘ったのである。ふたりの作品からは、詩の明瞭な表現と豊かな声の響きによって紡ぎだされる叙情美に溢れている。
メノッティ生誕100年を迎える今年は、昨年に引き続きメノッティとバーバーの作品を取り上げ演奏する。メノッティがソプラノのE.シュワルツ
コプフのために作曲したイタリア語のテキストによる「遥かなる歌」、そしてよく同時上演されていたオペラ『冷媒』と『電話』より、またバーバ
ーがJ.エイジーの郷愁的な詩に、自らの子供時代を重ね深く感動し作曲した「ノックスヴィル:1915年の夏」、およびソプラノのL.プライスのために作曲した「それでもなお」。1歳違いであり音楽人生を共に過ごしたこの二人の代表的な秀作をどうぞお楽しみください。

木下牧子作曲 歌曲集「花のかず」

2011-10-19 | お知らせ


木下牧子作曲 歌曲集「花のかず」より
   花のかず
   あさっておいで
   ある日のたび

ソプラノ:佐竹由美  ピアノ:なかにしあかね (2011年6月17日津田ホール・ライブ録音)




武満徹作曲「死んだ男の残したものは」「翼」

ソプラノ:佐竹由美  ピアノ・編曲:菅野雅紀 (2011年4月27日 名古屋宗次ホール)