Naomi's Letter

ソプラノ・佐竹由美のブログです。
定期的に公演や、近況をお知らせいたします。
どうぞごゆっくりおくつろぎください!

六本木

2006-05-29 | Weblog

久しぶりに六本木の町を少しだけ歩きました。
遊びに・・・ではなく、コンサートの練習。
某女学院のホールでのコンサートが先週の土曜にありましたが、あの六本木の真ん中に1000人は入るよく響く素敵なホールです。
麻布十番も通りましたが、お洒落な店と昔ながらの渋い店と・・・歩くだけで面白い。
六本木はよく車で通りますが、久しぶりに歩くと、昔よく行ったHOTMANのタオル屋さんを見つけました。
お洒落で質の良いタオルがお気に入りだったなぁ。懐かしい一日でした。
今、とーっても余裕がなくて、あまり上手に書けない・・・。(笑)
頑張ります!


不思議な腕時計

2006-05-21 | Weblog

書いてしまうと、不思議効力がなくなっちゃうかなと心配ですが・・・
もう十数年前ですが、ヨーロッパに出かけるときに腕時計を忘れたことに気がつき、成田の免税店で買ったセイコーの腕時計があります。すこし細いブレスレット様式の時計。金と銀、両方の金属が使われていて主張しすぎず、でもそれなりにすっきりと品のある、どんな洋服にでも似合う時計です。お気に入り。
この時計、ひとつだけ難点があって、止め具がなにかに引っかかっては外れてしまいます。おまけに軽いのであまり外れたことに違和感がないので気がつきません。これま
で何回も落としてしまっています。
ところが、不思議とかならず私のもとに戻ってくる。気がつくと「あれ?時計がない!」なんて慌てるのですが、幸運にも衣装ケースの中に落ちていたり、誰かが拾ってくださっていたり、車の中に落ちていたり。2~3回なら偶然ってこともあると思うのですが、それ以上の回数そんなことがありました。
先日も池袋でのコンサートの折、確かに終演後に腕につけたのは覚えているのに、打ち上げ会場で時計がないことに気がつきました。今度はいったいいつ落としたのか、歩いてかなりの距離移動しましたので、まったく検討もつかず。
これは、いよいよさよならか・・・とさすがに少しガッカリしましたが、でも不思議と戻ってくるような安心感もありました。翌日出かける準備をしていたら、昨日の
ハンドバックの中に。このハンドバック、たっぷり入るサイズのものですが、どうやら中のものを探しているときに、やはりなにかに引っ掛けて外れてしまったみたいです。それでもカバンの中に落とすところが強運の時計。私のことが大好きなんでしょう!(笑)時計と言えども嬉しいですね。これからも大切にしなければいけませんね。


生命の神秘

2006-05-18 | Weblog

1年ぐらい前でしょうか。遺伝子研究の一人者、村上和雄さんというかたがテレビにでていらっしゃってお話されていたことに感動を覚えたことがあります。
人間は遺伝子の3パーセントしかつかっておらず、ほとんどが眠っている。その眠っている遺伝子をオンにしてあげることによって、さまざまな良い効果(病気治療など)を体に与えてあげることが出来る。その要素のひとつに「笑い」があるのでは・・・ということで、吉本興行と組んで実験を行っているそうです。

その方の言葉で、生命の誕生について。今の時代、クローンで同じものを作ることはできでも、最初の1つの細胞は世界の学者の全知識と富を集めて研究しても、いまだに作りだすことは出来ません。
私たちの細胞は、受精時に数億倍もの競争率を勝ち抜いて生まれた「オンリーワン」。さらに、一組の両親から生まれる子供には70兆分の組み合わせがある。すなわち、遺伝子に書かれた設計図がまったく同じになる確率は70兆分の1。地球上のどこをさがしても、自分と同じ遺伝子を持つ人間はいない。エリート中のエリートとして選びに選ばれて、この世に生まれてきたのです。今、生きていることに驚いてよい、もっと自慢してよいのです!勇気をもらう言葉だと思いませんか?
私が思わず本屋に飛び込んで買った本は、
「笑う!遺伝子」筑波大学名誉教授・村上和雄著。


ヨハネ受難曲

2006-05-15 | Weblog
土曜日の「ヨハネ受難曲」は、感動的な演奏になりました。
正直、前日の練習では不安要素がいっぱいで、大丈夫かなぁ・・・などと、思ってしまいました。しかし合唱団の当日の集中は素晴らしいもので、またオーケストラ・ソリストもほぼいつも一緒に演奏しているメンバー。何度も何度もこの曲を演奏していますので、お互いに呼吸がよく分かります。
それにしても、何度演奏しても、新しい発見と感動のある曲です。
なによりも今回感動したのは、チェロのT崎さんの素晴らしいコンティヌオのサポート。見事なドラマを作っていました。同じ舞台の上にいられることがなによりも嬉しく感じた瞬間でした。

カルガモ親子その後

2006-05-13 | Weblog

カルガモ親子、久しぶりに見に行って見ました。
随分大きくなって、くちばしの形がお母さんそっくりになっていました。(まだまだミニチュアですが)ただ、残念ながら11羽いたヒナが、4羽しか見あたりません。小屋の上には網が張られて保護されていました。たぶんカラスにやられてしまったのかな。厳しいですね。
残りの4羽は、元気に育って欲しいものです。


コンサートのお知らせ その2

2006-05-11 | Weblog

明後日、土曜日のコンサートです。よろしければお出かけ下さい。

文京シティ・コア題9回定期演奏会
『ヨハネ受難曲』
5月13日(土)15:30開演 
文京シビック大ホール(地下鉄丸の内線・南北線「後楽園」、三田線・大江戸線「春日」駅前)
ソプラノ:佐竹由美 アルト:小原伸枝 テノール:鏡貴之 バリトン:田代和久
イエス:小原浄二 エヴァンゲリスト:大島博
指揮:辻秀幸 管弦楽:東京バッハ・カンタータ・アンサンブル
入場料:2500円(全席自由)
お問い合わせ:宮田03-3821-4570


コンサートご案内

2006-05-10 | Weblog

詳細が決まりました。宜しければお出かけ下さい。

第3回大学院博士後期課程 佐竹由美ソプラノリサイタル  
 『20世紀アメリカ芸術歌曲を彩った作曲家たち』
  
Edward MacDowell (1860-1908)
  “Four songs. Op.56”    
  
Charles Ives (1874-1954)
   Berceuse / The See’r / Serenity
John Duke (1899-1984)
“Six Poems by Emily Dickinson”for Soprano Voice and Piano 
 Dominick Argento (1927-  )
“Six Elizabethan Songs”Song Cycle for High Voice And Piano      
Gian Carlo Menotti (1911- )
From“Five Songs”for Voice and Piano
Leonard Bernstein (1918-1990)
“I hate Music!”A Cycle of Five Kid Songs
George Gershwin (1898-1937)
   Soon/ I got rhythm/ By Strauss

Piano  奥 千歌子
2006年6月1日(木) 18:00開演 東京藝術大学第6ホール


夜なべのつぶやき

2006-05-10 | Weblog

今、明け方の4時過ぎ。少し寝ましたが、夜なべです。
少し空は明るくなってきていますが、まだまだ夜の色。
ずっと詩を打ったり、訳詩を作ったりしていると、この闇の中に色んな事を想い、封じ込めてしまいそう・・・少し詩人になったみたいかしら?(笑)

今は色々なことを沢山抱えていて、自分の中は闇状態です。
あー、でもこれが晴れていく課程が、これまた楽し・・・なのです。
そうなるように、頑張らねば・・・。さてさて、どうなりますか・・・。応援してくださいね。


可愛いアイス

2006-05-07 | Weblog

可愛いアイスを見つけました。どうやらあの有名な「白くまシリーズ」のバリエージョン版みたいです。その名も「キュートな南国白くま」。あんまり可愛いので、パチリ!(我ながら幼いなぁ~)味はかき氷(練乳味)の上に、バニラのくまです。アイスのお好きな方は、お試しを!

さて、モーツァルト「ダヴィデペニテンテ」と「レクイエム」のコンサート当日です。
昨日もオーケストラ合わせでしたが、いやはや、メインディッシュがふたつあるみたいなものです。
集中が持つだろうか・・・昨日練習終了後はぐったり。
でも、音楽の中に身をおいて、疲れを感じることを幸せだと思います。練習の中で、音楽からのメッセージにはっとする瞬間は、なんとも嬉しい。

昨日、ぼんやり思ったこと。最近はソリストで呼ばれていらっしゃっている方が、ジーパン・スニーカー、サンダルでいらっしゃる方が多いなぁ・・・って感じたこと。
私はそんなに堅苦しいことを言う人間ではないと思っているし、演奏が良ければそれで良いとも思っていますが、なにか違和感がある・・・演奏するということ、その曲に対しての想い、ソロとして呼んでくださった方・共演者や目上の方への礼儀・・・そんなことを考えます。
決してクラシックが特別なものになってはいけないのですが・・・ね。


一日大阪旅行

2006-05-05 | Weblog

昨日・今日と晴天ですね。まさに5月の空。

昨日は朝10時少し前の新幹線で大阪へ。
目的は、明日6日にいずみホールで行われる「セヴィリアの理髪師」のリハーサルを拝見するためです。
本当は、公演日に伺いたかったのですが、7日の演奏会の練習でNG.
でも、どうしても演出等、見たかったので、いつもバッハの公演でお世話になっているホールの支配人にお願いして見せていただきました。
残念ながら、まだ照明が出来ていなくて、完成された舞台ではありませんでしたが、やっぱりロッシーニは面白い。音楽に遊びがあります。そのあたり、もっともっと表現されれば良いナァと思って見ていましたが(なんと、立ち稽古は28日からと言う短期決戦だそうです!)、繰り返す度に良くなってくるので、今日のゲネプロでさらに完成されて、明日はきっと素敵な楽しい舞台になるでしょうね。少し種明かしすると、「大阪!」っていう感じの舞台です。

いずみホールのある環状線・大阪城公園に下車すると、すごい人!改札付近は歩けないぐらいです。どうやら大阪城アリーナで、ジャニーズの公演があるみたいでした。それも3回公演。すごい体力ですよね。うらやましい。(笑)
でもお天気が良くて、広々とした空が気持ちがいい。やはり東京とは少し違います。
出演者や演出家ともほんの一時でしたが、嬉しくて楽しい再開を果たすことが出来ました。

リハーサルの後は、お食事をご馳走になって、8時ぐらいの新幹線で帰路へ。
本当は1泊ぐらいしたかったのですが、今日から練習も始まりますし、体調を考えて帰ってきました。
このところ、現代曲や宗教曲に囲まれた生活だったので、久しぶりのオペラの現場の楽しさを感じることが出来た、気分転換の一日でした。それに意外と新幹線の中って集中できて、これからの練習曲をじっくり眺めて少し頭の中を整理することが出来ました。
その証拠に、帰ってから疲れもなく、パソコンに向かい、博士リサイタルの準備。

いつもはほとんど仕事で訪れる大阪ですが、たった1日の日帰り旅行とはいえ、自分のために自分で計画した旅行。リフレッシュ出来た貴重な1日となりました。



タイトル

2006-05-04 | Weblog

昨日、「夜の女王」というタイトルで、一昨日の公演の写真を少しだけ公開しましたが、アクセス数が急増!ちょっと恐くなりました。私たちの世界では、なにげなく使っている役名ですが、一般の方からすると、ちょっと変な想像になってしまうのかも・・・いずれにしても、ちょっと気をつけなければ・・・と思った昨日です。
今日は、これから大阪に向かいます。ご報告を楽しみに!