Naomi's Letter

ソプラノ・佐竹由美のブログです。
定期的に公演や、近況をお知らせいたします。
どうぞごゆっくりおくつろぎください!

年末の誘惑

2006-12-29 | Weblog

 あっという間に今年も後3日となってしまいました。本当に早いものです。皆様はいかがお過ごしでしょう?お正月を迎える準備で大忙しでしょうね。
年々思うのですが、段々お正月を迎える・・・というワクワク感覚がなくなってくるような気がします。年末といえどお店は開いているし、私たちの生活環境が変わってきたせいなのか、、、それとも歳を重ねたせい?

 26日に来年2月のコンサートの練習と、1月8日に行われる恩師のお祝いの会の打ち合わせ(司会をします。大丈夫かなぁ)が終わり、年内の仕事納め。まだまだこの間のリサイタルの雑事が残っていますが、まずは一息。27日より俄かに頭は論文ムードに切り替わっています。この冬休みがまさしく勝負!です。とは言いつつも、まずは散らかった部屋や、送られてきた荷物の整理をしていたら、半日があっという間に過ぎていました。電話はなるし、お歳暮も届くし、洗濯は、片付けるのと同時にわんさか。食事の時間にはすぐになるし、その上、「あ~っ!!年賀状!!」ほんと、、、、どうしたら良いやら・・・嗚呼。
その上、ちょっとテレビをつけると年末の特別番組やら、ニュースについ見入ってしまって、特に全日本フィギアは見とれてしまいます。今晩も女子フリーだ~!
片付けは、今年は汚れているところは見ない振りと決めこんで。なんだけど、ゴミが明日までとなると、つい溜まった書類やコピーなどが気になったりしてガサガサ片付け・・・年末の様々な誘惑に弱いですねぇ。


Merry Christmas!!

2006-12-25 | Weblog

 昨夜は教会でサン・サーンスの「クリスマス・オラトリオ」を歌いました!近くのアークヒルズのクリスマスツリーです。電飾が綺麗でした。でも、ちょっと写真が暗かったかな?
Merry Christmas!! 


うどんツアー

2006-12-23 | Weblog

  高松公演直後は、皆さんの暖かい言葉を沢山頂いて、気持ちはハイ状態。と同時に、体調に不安を抱えながらの日曜日からの3連日のコンサートでしたので、無事に終えたことに安堵し、支えてくれた周りの人や共演者に心の底から感謝いたしました!
ちなみに、この一連のスケジュールを紹介すると、16日夜に郡山に入り、17日はマチネ公演でフォーレの「レクイエム」とバッハ「F-durミサ」を歌い、夕方5時の新幹線で東京を経由して大阪へ。ホテルには、午後10時頃には入り、就寝。18日大阪でのリサイタルの後、車で10時に会場を出発、一路淡路島経由の瀬戸大橋を通り、鳴門に渡り、四国道を通って高松へ。到着は夜中の1時でした。次の日は、ホテルで2時までゆっくりして高松公演というスケジュールでした。その間、寝る前には喉に冷シップ、濡れたパットを入れたマスクをして、後は薬に吸入、うがいを繰り返し、お風呂は炎症を広めないために、絶対につからずにシャワーのみ。それはそれは一瞬たりとも油断できない状況でした。でも、お陰様で声帯自体には腫れは移行していない様子で、ほっとしていました。むしろ、歌うとき意外は絶対声を出さないようにしていたので、かえって調子が良くなったかな?と思ったくらい。(笑)色々な要素があると思いますが、本当に自分の健康体といざという時の底力に私自身驚いています。でも、本当に守られているなぁ・・・と思う瞬間です。
 さて、後は打ち上げです!同級生らが探してくれた讃岐らしい料理のあるお店で一次会。その後は、夜中3時まで開いているうどんや(五右衛門)へ。帰宅は夜中の2時。
 次の日は、私主催のうどんツアー。まず11時に車でホテルに皆さんをお迎えに行き、最初にはりや。このおうどん屋さんは、以前友人に連れて行ってもらって、私は最高!!と思ったところです。とにかく、うどんだけでなく、イカ天も抜群に美味しい!!うどんはツヤツヤのもっちり。本当に美味しいです!
次に訪れたのは、なかむら。ここは完全にセルフの店。うどんの玉を受け取ったら、自分で暖めたり、ねぎを入れたり、トッピングをします。ここは、ねぎの味が生きていて、ダシもさっぱりで美味しい!
最後に訪れたのは、山越。ここは「かまたま」うどんが美味しいので有名。うどんに卵を入れて、ダシで食べるというものですが、その上にとろろを混ぜるとこれまた絶品らしい。私は卵だけにしたのですが、とろろを入れて食べた人は口をそろえて卵ととろろがすごく合うと言っていました。
 という訳で、お腹一杯になった後は一路空港へ。とにかく、メンバーの皆さんは大満足だったみたいで、「3件も食べれるかと思ったけれど、つるっと入って、その上、無茶苦茶美味しいかった!!」を連発されていました。私もお連れした甲斐があったなぁ・・!と嬉しく思ったのでした。本当に楽しい一時でした。
高松にいらっしゃる折には、是非上記のうどん屋さんに行ってみてはいかがでしょう!?

おうどん屋さんの名前(赤文字)
をクリックしてみてくださいね。それぞれの紹介にリンクしてあります。


クリスマスコンサート終了!

2006-12-22 | Weblog

 佐竹由美とN響メンバーによるクリスマスコンサート「聖なる至福の夜」終了しました~!!大阪も高松もほぼ満員。本当に沢山の皆様にお越しいただき、感謝でいっぱいです!
お聴き頂いた皆様からも沢山の嬉しいお便りを頂いています。とても嬉しいので少しご紹介しちゃいます
「メンバーのそれぞれの演奏もこの上なく素敵で、お互いのよさが引き出されて、その美しさに感動した」「今日、本当に癒されて帰ってきました。最近仕事でストレスかかりっ放し状態で、いささか心の方がくたくた状態になってました。でもあの会場にいてる間だけは、やっぱり音楽て楽しくて素晴らしいんだと、純粋な一聴衆になれました。ありがとう!!!」「とにかくとても素敵で大興奮で帰ってきました!」「心のひだに染み入るような声と楽曲に、今宵は幸せに、本当に久しぶりに 世俗の垢を洗い流す思いのひと時でした。美しさに涙がこぼれそうでした。」「表題のとおり今宵は幸せに満ち足りた至福の一時でした。素晴らしいメンバーですね。CDでは味わうことの出来ない生演奏の醍醐味を堪能しました。佐竹さんの澄んだ美しい声に惹きつけられ感動の涙をとめることができませんでした。表現力の豊かさが聴く人の心をこんなにも魅了し元気にしてくれるなんて素晴らしいと感謝々々です。」等々。

昨年の紀尾井ホールで聴いて下さった方も何人か、わざわざ大阪まで駆けつけてくださり、「昨年も良かったけれど、更に4人の息がピッタリでアンサンブルが昨年以上に見事で、4つの糸がうまく絡み合ってすごく上質な見事な演奏だった」と感想を頂きました。最高だったのは、「長生きして良かった・・・」とおっしゃってくださった方が!すごく嬉しい言葉ですよね。
今回は高松は地元でしたので協力体制もばっちりでしたが、地盤のない大阪は東京との集客方法の違いや分からないことも沢山あり、途中で本当に辛いなぁと思ったことも。やはり現場にいないと動くことも容易ではありません。でもそんな中、色々と模索しながら頑張ったことや周囲の協力もあり、成功裏に終えられたことは何よりの喜びです。

また、メンバーの皆さんが、妥協しない音楽作りを目指し、長い時間練習に付き合ってくださったことも、大きな力となりました。同じメンバーで、コンサートの回数を重ねていくことの重要性や完成度の高さも感じております。コンサートを続けていくことは大変なことでありますが、これからも出来るだけ頑張って機会を作ることが出来ればと思っています。今回のコンサートで、また新たな力と勇気を頂きました。ありがとうございました。
応援してくださった皆様に心より感謝申し上げます!


メサイア

2006-12-14 | Weblog

 12日(火)は、池袋・芸術劇場で恒例の立教大学「メサイア」公演でした。毎年指揮をなさっていた佐藤功太郎先生が亡くなられ、今年は立教の大学で教えていらっしゃるスコット・ショウ先生に代わられ、生徒も新たなメサイアのスタートとなりました。若々しくて一丸となったコンサートになったと思います。
 この時期、練習で立教大学を訪れると、校門には電飾で彩られたとても大きなツリーが2本。美しくて感動的です。大学内の小道は散歩するのが楽しいぐらい、紅葉した木に囲まれてとてもいい感じ。こんなキャンパスで勉強できたらまた素敵だなと思いました。

 さて、リサイタルまで後少しとなりました。ちょっと昨日から鼻風邪。注意していたのですが、やはり疲れが出たようです。根をつめるとこうなってしまうのですよね~。今日は予定を変更して、一日寝ていることにしました。お陰様で大阪・高松両日とも700人強のお客様にお出でいただけそうで、一安心。本当に皆様のご声援のお陰です。まだ席に余裕はありますので、是非お出でいただければ幸いです!

と、朝書きましたが、夕方連絡があって、大阪公演満席になりそうで、発券をストップしてくださいとのこと!つい1ヶ月前まで、200入るかなぁ~・・・と暗~くなっていたのに、信じられません!本当にありがとうございました!沢山の方のお力をお借りして、本当に感謝でいっぱいです。早く風邪を治さなければ!

 


秋色

2006-12-05 | Weblog
 寒いですね~!上野公園を歩くと、すっかり秋の色です。あまりに綺麗だったのでパチリ。でも、思っているより少し発色が悪い感じ。こういう時って、やっぱり画素数の多い携帯に変えたくなっちゃうなぁ。

英米歌曲

2006-12-03 | Weblog

 昨日(2日)は、このブログでもお知らせした芸大「英米歌曲」のコンサートでした。少しお手伝いをしていることもあって、朝10時半からのゲネプロにお付き合い。前の晩は、着るドレスで迷って夜遅くなってしまいましたが、朝6時半に起床。起きたら少し声がスカスカって感じで変です!このところ風邪の後遺症でなかなか気管がすっきりしなかったり、痰が絡んだりして調子が今ひとつの上に、連日歌い続けていることが原因なのか?はたまた昨晩伺ったお通夜の寒さが堪えたのか?・・・焦って吸入をして、しばらく時間が経ってくると声が出てきたので、ちょっと一安心。それでも学校に向かう途中で駆け足で電車に乗って汗だくになったり、タクシーに乗ろうと思ったのに、運が悪く捉まえられなくて早足で歩いたりで、着いた頃には、しばしボーっとした状態です。皆さんに一通りご挨拶して、ゲネプロを聴いてアドヴァイスした後、化粧室に行って顔を見たら、化粧はべろべろに落ちてるし、髪はバサバサだし、すでに疲れきった状態でヒドイ顔!!キャア~!!まったくもう・・・地を丸出し。歌手たるもの、夢を売る仕事なのだから、常に時間に余裕を持って優雅に行動しないといけませんねぇ。

 ゲネプロ終了後少し時間があったので、隣にある美術学部内の美術館の2階のカフェで昼食。静かにゆっくりと自分のゲネプロの録音を聴いてイメージを膨らませて過ごしました。こういう時間が、演奏前にはかなり大切。お陰で落ち着きました。ホールに戻る途中、庭にある銀杏の木から、黄色くなった葉っぱが風に吹かれてまるで雨のように降り注いできます。一緒に銀杏の実も、ポトリ、ポトリと音を立てて落ちてきます。風の音と相俟って、素敵な秋の光景です。とても幸せな気分。

コンサートは、ゲネプロの時から予感はしていましたが、大変素晴らしいものになりました。選曲・構成も素晴らしく、英米歌曲の魅力満載でした。出演は、芸大の先生方数人と大学院生によるものでしたが、この大学院の生徒が皆、本当にうまい!もちろん、まだ若い歌ですが、それぞれにキチンとそして自分の表現を見つけています。本当に関心しました。そして、先生方の中には、英米歌曲というジャンルは初めて取り組んだ方も多かったようですが、さすが大舞台で活躍されている方たちだけに、完全に自分の歌にして人を魅了する音楽にしてしまっています!経験とはいかに大切か・・・改めて感じたコンサートでした。本当に素敵な一日になりました。そして、企画なさったA
先生と英語のご指導のN先生の嬉しそうなお顔がなによりも嬉しかった私でした!