Naomi's Letter

ソプラノ・佐竹由美のブログです。
定期的に公演や、近況をお知らせいたします。
どうぞごゆっくりおくつろぎください!

藤沢の第9公演

2011-02-27 | コンサートのお知らせ
昨日は藤沢市制70周年記念の「第9」コンサートが藤沢市民会館でありました。
土・日と、ロマンスカーを使っての練習通い。時間のタイミングも良くて、快適!


藤沢といえば「藤沢オペラ」開催や、沢山の芸術家を輩出している文化の地。合唱団だけでも280名という素晴らしい人数。藤沢市民交響楽団の皆さんも100人近い方が舞台に上がっての演奏でした。これだけ見ても、素晴らしい藤沢市の財産だと感じます。
演奏も熱演で素晴らしかったです。1200人収容の会場が、少し小さかったのでは?と思うぐらいです。合唱団は1990年から3年に1度の割合で第9の演奏会を開催していらっしゃるだけあって、本当に立派でした。歴史というのは確実に何かを積み上げていくものなんだなぁとつくづく感じます。

帰りに、車での直ぐのバリトンのソリストのMさんのお宅にちょこっとソリスト全員でお邪魔し、久しぶりに楽しい話で盛り上がりました。
庭には満開の梅の花。お土産に大好物のあんぽ柿を頂き、ご機嫌!(このあんぽ柿は超高級品らしく、美味!)
 

イギリスに住んでいる大学時代の友人のお母様がいらっしゃってくださって、深紅のバラの花束を頂きました!合唱団からも大きな花束を!お花はいつ頂いても嬉しいものですね。



御礼

2011-02-21 | コンサートのお知らせ


昨日のコンサートは、本当に充実した嬉しい時間を過ごすことが出来ました。
沢山のお客様のご来場、心から感謝です。本当にありがとうございました。

この1週間は、バッハの音楽だけに向き合い、過ごせた事をとても幸せに感じています。特にカンタータ150番は、歌えば歌うほど声と心にぴったりと寄り添ってくるような感じがして、とても充実した時間でした。

コンサートの後の打ち上げで、メンバーと様々な話をしました。この1週間、練習時には特に10周年ということを意識した事は無かったのですが、終わってみれば皆そろって10年の重みを感じていました。最初の苦労話から、アンサンブルの変化を感じた時期など、それぞれに感じる事があったようです。しかしながら10年が1つの区切りではあるものの、また新たな気持ちで、更なる向上を目指してメンバー一同頑張っていきたいと思っています。そんな思いを抱いて乾杯を重ね、笑顔の溢れた夜を過ごしました。
来年は3月31日の公演予定です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
(写真は昨夜頂いた珍しい色のチューリップです!)

名講義

2011-02-18 | Weblog
我々アンサンブルBWV2001の公演が近づいて来ましたが、毎年練習の間に、今回の演奏曲目に関してのレクチャータイムがあります。
その講義を担当して下さっているのが私達の後輩の楽理科で、現在色々な大学で教えていらっしゃる有田栄さん。
この講義が無茶苦茶面白いのです!!毎年、「う~ん!!!」と唸ってしまいます。
昨日も彼女によるレクチャーが2時間ありましたが、目から鱗…こうなりたいものだ…なんて思いながら聞いておりました。彼女の頭の中には様々な部屋があって、それが一瞬に繋がっていく…というか、次から次へ展開していく話題!あっという間の2時間でした。

20日当日、演奏会開演前の午後2時45分より、この有田栄さんと我らのリーダー田崎瑞博さんのレクチャー&対談があります。
チケットをお求めの方で、少し早目にいらっしゃれる方は是非、お聞きいただければ更にコンサートは面白いものになるのでは…と思っています。お待ちしています!

雪の夜

2011-02-15 | Weblog
昨日の夜の雪は凄かったですね!
夕方は雨でしたのに、2~3時間の間に真っ白に。
出かけていましたが、9時半に建物から表に出てびっくり!5センチ以上は積もっていたでしょうか。帰り道では、坂道でバスやら乗用車やらが何台も立ち往生。
下り坂で前の車が動かなくなったなぁ…と思ったら、その前の車とぶつかっていました。ブレーキが効かなかったのでしょうね。
幸いにも私達の車は四駆でしたので、何とか坂道もクリアし、無事に帰ってこれました。小さい車で出かけていたら、大変なことになっていたなぁ…。

さて、3日のコンサートは無事に終了。渋谷から歩いて5分ぐらいに出来た750人近く収容の新しい区のホールですが、音響的には良く響くホールだったような気がします。客席からは聴けませんでしたが、場所も便利ですし使い勝手は良いかもしれません。
会場の周りも整備されて、お洒落な感じになっていました。さくら通りという名前だったかな…
コンサートは大変熱のこもった素敵な演奏が出来たのではと思います。私達ソリストも大変気心知れた仲間でしたので、とても良い時間を過ごす事が出来ました。打ち上げでは最後まで一緒に盛り上がり、美味しいイタリアンをご馳走になりました。
ところで、3日のコンサートの様子が渋谷区のケーブルテレビ「イッツコム」のアクセスチャンネル(114CHにおいて「地モトTV おかえり!もっとみせます」という番組で紹介されるそうです。
放送日は、2月21日(月)から一週間、日曜日まで繰り返し放送です。放送時間については、http://www.itscom.net/itscom-ch/access/program.phpまでどうぞ!

さて、月曜日からは今度の日曜日に行われるBWV2001の練習に入っています。連日長時間の練習。今日の練習で全体の作品の大枠が出来てきて楽しみな感じです。さらに明日から頑張っていきたいと思います。長時間練習なので、のどの管理は十分気をつけながら…ですね。

写真は、昨夜の雪の様子と、今朝のナナの散歩時。
 


ナナの誕生日

2011-02-10 | アル&ナナ
今日2月10日は、柴犬ナナのお誕生日です!17歳になりました。

 今朝のナナ

少し前の「エリア」の本番の頃、まったく立ち上がれなくなり、餌も上手く食べられなくなり、声も全然出さなくなって…正直、今日までもつだろうか…と家族中でちょっと覚悟を決めたのですが、食べやすい餌にしたり手で与えたりと少し工夫をして、見守っていたら少しずつ元気になってきました。シーツも立ち上がり易い様にと、タオル地の介護用のものにしたり。
このところ少し暖かかったのも、回復の助けになったかもしれませんね。
今朝は7時ごろから「朝だ!起きてよ!ご飯は~?」みたいな大きな鳴き声で、家族中の目覚ましになっておりました!
今朝の散歩も、いつもにまして距離を歩きました。(と言っても10メートルぐらいなので、私のダイエットには役立っておりませんが…笑)それにしても、ペットの介護用品って今、凄いなぁ~と、、、色々なグッズがあります。良く考えられていて、感心しました。
今夜は早々と娘が誕生日プレゼントに購入した高級健康のための餌を食べさせてあげたいと思います。

さて、この月~水の毎日は、大学声楽科術科試験の為に早起きで大学へ。述べ160人ぐらい聴いたでしょうか…さすがに疲れましたが、これから楽しみな生徒さんも沢山いらっしゃいました。頑張ってほしいですね。昨日はぼたん雪の中を出かけましたが、ちょっと寒かったせいか、昨日夜から風邪気味。気をつけなくては…です。

バッハ:BWV2001

2011-02-08 | コンサートのお知らせ
さて、いよいよバッハのアンサンブル・BWV2001の練習が始まります。
公演1週間前からは、集中練習です。超多忙なメンバーばかりですが、コンサート1週間前はこの練習のために空ける事が義務付けられています。(笑)体調管理に注意しながら、強行スケジュールを乗り越えるぞ!
是非、お越しいただければと思います。よろしくお願いいたします。



2011年2月20日(日) 15:30開演 浜離宮朝日ホール

ここにバッハが存在するという真実
BWV2001 第10回記念演奏会

BWV2001、毎年沢山のお客様に支えられて10周年を迎えることが出来ました!
ありがとうございます。
今年も浜離宮ホールでお待ちしています!

【演奏曲目】
ブランデンブルグ協奏曲 第2番 ヘ長調 BWV1047
カンタータ第92番「われは神の御心と御旨に」 BWV92
カンタータ第150番「主よ、わが魂は」 BWV150
カンタータ第147番「心と口と行いと生活で」 BWV147

出演者等、詳細はココをクリック!



充実した時間

2011-02-05 | コンサートのお知らせ
3日に行われた「東京藝大大学院英米歌曲特殊研究」は無事に終了。
それぞれ学生の皆さん、とてもよく頑張ってくれました。今年は、他の歌曲特殊研究の発表会も3日~5日に集中してあるという厳しい日程。他の歌曲特研を履修している学生も沢山いらっしゃいますし、英米歌曲は1人につき3~4曲を課題としましたので、暗譜等、厳しかったと思います。
それでもその集中力と、歌に対する真摯な取り組みを心から嬉しく思いました。
教える立場としては、もっと時間があれば、もっと出来た事があったかもしれない…と反省する部分もあったようにも思いますし、とにかくお昼のリハーサルからコンサートが終わるまでは、こちらの方がずっと緊張していましたので、ヘトヘト!
それにしても、お客様も沢山来てくださり、本当に感謝です。 今後も、色々と良い作品を探して取り上げていければと思っています。またお知らせ致しますので、今後とも応援して頂ければ幸いです。

さて、29日の「エリア」も韓国人バリトン歌手キュウさんのエリアの素晴らしい歌唱と合唱の美しさに名曲であると改めて感じる事が出来た演奏会でしたが、また本日はサントリーホールにて三菱東京UFJ銀行管弦楽団&合唱団の「第九」演奏会で充実した時間を過ごす事が出来ました。総勢250名余りでの演奏だったでしょうか…会場もほぼ満席。
「第九」はプロのオーケストラにとっても大変難しい作品です。それをアマチュアのオーケストラが演奏する訳ですから、練習時から指揮をされる山口哲人さんの厳しい言葉が飛ぶこと、飛ぶこと!!テンポ設定も独特なものもありましたが、しかしそれも考えがあってそうされていることがはっきり分かる指導。逆に通常何気なく演奏しているテンポって、どうなんだろう?と考えさせられる事も。
そんな厳しいご指導の中、オーケストラも合唱も寄り添い、練習を重ねる度に問題をクリアにし、本番に見事な練習の成果を披露した団員の皆さんの力に脱帽です。見事なハーモニーを響かせていました。
もちろん、プロの演奏に敵わないところもあるとは思いますが、出されたどの音にも意味のある集中した演奏でした。心から音楽の素晴らしさを感じた1日でした。皆さん、ブラビー

写真はサントリーホールの私の楽屋。本当に素晴らしい響きのホールです!

再びお誘い

2011-02-01 | コンサートのお知らせ
今日は芸大で終日、3日に行われる英米歌曲発表会の最後のレッスンをしました。
生徒の皆さん、とても良く練習されていて、本番が楽しみです。(後は暗譜ですね…笑)何よりも作品を積極的に楽しんで演奏して下さっている事が何よりも教えている側としては嬉しいことだと感じています。
後は皆様にお越しいただいて、客席を賑やかにして頂けると嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

平成22年度 大学院声楽特殊研究 英米歌曲 後期発表会
2月3日(木) 18時開演 第2ホール

〜曲目〜
S.Barber
 The Daisies
《Three Songs》Op.10
《Four Songs》Op.13
《The Early Songs》
《Three Songs》Op.45

D.Argento    
 《Six Elizabethan Songs》
 
A.Copland
《12 poems of Emily Dickinson》
《Old American Songs》

N.Rorem
 O do not love too long
 Ferry me across the water
 Little elegy
 Far-Far-Away
 Rain in Spring

L.Bernstein  《I hate music!》          以上より 抜粋

〜出演者〜
谷地畝晶子 小野彩香 加耒徹 橘田有美 村元彩夏 井口達 
金持亜実 中川郁太郎 内田珠実 田中俊太郎 原璃菜子 野村光洋 

ピアノ      千葉かほる

監修・指導   佐竹由美  成田英明 

30日(日)には、5日の「第9」の最後の練習に。皆さん、とても熱く練習されていました。そろそろ寒さも一段落するようですね。よろしければお出かけ下さい。