早いものですね。もうすぐ7月です。
コンサートのお知らせです。よろしければお出かけ下さい。
7月1日(土)14時開演
会場:東京オペラシティコンサートホールタケミツメモリアル
モーツァルト生誕250年記念・ミヒャエル・ハイドン没後200年
渋谷混声合唱団第12回定期演奏会
ミヒャエル・ハイドン『レクイエム』
モーツァルト『ミサ・ソレムニス』
指揮:水野克彦
ソプラノ:佐竹由美 アルト:戸畑リオ
テノール:中嶋俊夫 バリトン:箕輪健
オーケストラ:Symphonia Fons Harmoniae
合唱:渋谷混声合唱団
入場料:一般3000円 学生2000円
後援:渋谷区教育委員会・渋谷合唱連盟
きっと、日本中が応援していた今日の試合。
ダメかもしれないと思いながらも、どこかで「万が一」を期待していた方は多いのではないでしょうか。
私もそのひとり。負けるかもしれない・・・でも、ブラジル相手に、思いっきり暴れて欲しかったし、ゴールのシーンが見たかった。
その願いが叶って、見事なゴールシーンを見せてくれました。キーパーのファインセーブも!
冷静に考えて、残念ながらあの順位は順当な実力なのかとも思いますが、実践で色んな感覚を学んでいくとしたら、もし初戦がブラジルだったら、後の試合にもう少し実力を出せたかも・・・とも思ったりします。
でも、世界のレベルは本当にすごい!
あまりサッカーに詳しくない私でも、強いチームのパス回しのスピードと正確さに一種の芸術的なものも感じます。玉の重さも違う気がします。日本もこれからも頑張って、見せるゲームを目指して欲しいですね。
それにしても、サポーターたちの姿に感動しました。最後まで信じてる・・・負けてもエールを送っている・・・なんだか、じわ~っときてしまった。
「愛国心」というものが議論されていますが、そんなもの、口にしたり文章にしたりするようなことではなく、感じるものなんだなぁ・・・。
蒸し暑くなりましたね。体がこの湿気についていかない感じです。
日曜日、指揮者の佐藤功太郎先生のご葬儀に出かけました。
毎年2~3回はコンサートでご一緒させて頂き、本当にお世話になりました。
体調を崩され昨年7月に手術、退院1週間後にも奈良でご一緒しました。その時は本当にお辛そうだったけれど、少しずつ回復され、治療しながらこの6月3日まで仕事をこなしていらっしゃったようです。あまりにも突然の訃報でした。
手術から約1年、時々お会いして様子が分かっていただけに、色々とその時のことが思い出されます。奈良への旅行では、奥様や他の出演者も交えて楽しい一時を過ごしました。昨日奥様からも「あの時は本当に楽しかった」と一言告げられ、色々な思い出がこみ上げてきて、思わず涙。本当に残念で、辛い気持ちでいっぱいになりました。
ご自分の病気のことはご存知で、ギリギリまで頑張られた先生。この1日に62歳のお誕生日をご家族や生徒さんと過ごされて、「僕は幸せだなぁ」とおっしゃっていたそうです。
最後は鳴り止まぬ拍手の中、旅立たれました。
昔から、自分が死ぬことにはあまり恐怖はありません。よく人に不思議がられたけれど、クリスチャンとして育ったからでしょうか。でも、身近な人や大切な人が去っていくことには、恐怖を強く感じてしまいます。残される寂しさ・・・なのかな。
すこし違うけれど、いつも兄が夏休みに帰省してまた東京に帰っていくときにも、なんともいえない気持ちになったものです。
見送る立場と見送られる立場・・・もし自分の命に期限があるとしたら・・・などなど、色々考えてしまいました。といっても、漠然と、ただなにかを感じるだけなのですが・・・。
お別れに向かう雨の中、時間がなくて小走りで向かったので、ヒールが点字ブロックに乗り上げ、すべって転倒。ひざっこぞうを思い切り擦りむいてしまいました!打撲も伴って今も痛みます・・・。先生との、ドジな最後の思い出になりました。
今、戸口幸策さんの「オペラの誕生」という本を読んでいます。
これは、この4月に初版になったもの。戸口先生はイタリア語の訳詩などでも活躍されていますが、私が所属している二期会イタリア歌曲研究会でもレクチャーをしてくださったり、色々とお世話になり、ご活躍されている方です。今練習しているパーセルのオペラにも触れていて、参考になりました。
とても読みやすく、ヨーロッパ全土のオペラの流れについても書かれているので、今まで頭の中にバラバラに入っていた知識をまとめるにはとてもよい本だ!と思って読んでいます。
オペラ入門にも、うってつけの本です。よろしければ!
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9980660902
昨日は久しぶりに太陽が顔を出していましたね。
水曜日は国立音楽大学に行く日ですが、その庭の池にもカルガモの赤ちゃんが生まれたとのこと、楽しみに休み時間にコーヒーを手に中庭に。
でも、カルガモたちはいませんでした・・・どうやら、この人工池では育たないとのことで、近くの玉川上水に移されたとか。残念 ! ・・・なんだか、鳥の追っかけみたいですね。(笑)
でも、中庭にじーっと座っていると、緑の木々を吹き抜けるそよ風が気持ちよい。鳥やら虫やらも沢山飛んできます。
ぼけっと座っていると、演出家のN先生がベレー帽をかぶり、手を振りながら通過。ピアノのKさんには、これまた久しぶりにお会いしてしばらくおしゃべり。カルガモには会えなかったけれど、懐かしい人と穏やかな時間を過ごすことが出来ました。
ふと外に出ると、いつの間にか庭の紫陽花が所狭しと大きく高く成長して花を咲かせています。
梅雨なのですね~。
出版社は、広島にある溪水社という会社で、どうやら研究書や論文などを専門に出版している小さな会社のようです。カタログも送られてきましたが、なかなかマニアックな本が多く、この本もフランス12世紀半ばに書かれた作者不詳の作品を、6人の共訳で出版したもののようです。
一昨日届いて読み始めましたが、この本、とても当たり!良い本を見つけました。
大元になっているウェルギリウスの「アエーネイス」よりも、ディドやラヴィーヌのエネアスに対する恋愛の要素が多分に膨らまされていて、ディドとの成り行きも細かく書かれています。
パーセルの「ディドとエネアス」は、1時間の作品ですし展開が早いので、台本だけ読むと???っていう部分が多いのですが、この本を読んだお陰で随分ディドの心の変化や背景が理解できました。
ここ連日立ち稽古で、基本的にはゆったりした動きなのですが、かなり疲れが・・・。でも、楽しくなってきました。まだまだ工夫が必要だなとも感じています。頑張らなくては・・・。
20年来の友人が故郷の沖縄に帰ることになりました。
今日は仲間内での送迎会だったみたいで、少々ほろ酔いで電話をしているみたい。
やたら昔話。それもどうやら人の携帯から電話しているみたい。
一緒に仕事で地方をまわって歌ったりしていましたっけ・・・
「今度、沖縄にタダで呼ぶからさぁ、旅費はなおちゃん持ちで!ステージ用意しておくから来なよ!」だって。(笑)
なんだか、馬鹿笑いしながら、寂しいなぁ・・・って感じました。普段全然会っていないのにね。ひとつの歴史が終わるような感じ。
今月いっぱいはまだいるので、是非会おうよ・・・と言って電話を切りました。仲間に沢山連絡しなくちゃ!
バロックオペラ「ダイドーとイーニアス」の立ち稽古が始まりました。
始めに舞台の大道具やアクティングエリアの説明。次に衣装、物語の背景、バロック演劇の特徴を生かした演出プランを話していただきました。大変面白い。舞台もカーテンが上手に使われていて、とても美しい舞台になりそうな予感です。
役作りをするにあたって、ふたつのタイプがあるのではと思います。
色々なアイディアを最初に沢山持っていて段々整理していくタイプと、基本的なラインを最初に作って段々膨らましていくタイプ。
私はどちらかというと不器用なので、後者かなと思います。すぐには役には入れない。少しずつ悩みながらですが自分の感情と重ね合わせて作っていきます。この点で、すぐに動ける器用な人はうらやましいなぁといつも思ってしまいます。でも、私なりに考え続け、私の「ダイドー」を作りたいと思います。
初日の立ち稽古は、頭を整理するのに精一杯で、まだまだ・・・!頑張らないといけないなと決心を新たにして終わりました。(笑)
滅多に上演されないバロックオペラ、是非ご覧下さい。
古楽の旅2004-2006 バロックアンサンブル最終章
オペラ「Dido & Aeneas」 2回公演
7月8日(土)18:30開演 / 7月9日(日)14:30開演
保谷こもれびホール メインホール 全席指定:一般3000円 学生1500円(高校生以下)
イギリス・バロックおんがくの大作曲家ヘンリー・パーセルの残した傑作「ダイドーとイーニアス」
そしてイギリス宮廷で楽しまれていた器楽作品の数々をオリジナル楽器の調べに乗せて皆様にお届けいたします。
ダイドー:佐竹由美
イーニアス:田中誠
ベリンダ:山内房子
魔法使い:牧野正人 他
器楽:こもれび古楽アンサンブル
合唱:こもれびバロック市民合唱団(公募・オーディションによって選ばれた市民参加の公演です)
昨夜は友人宅にお招きいただき、手巻き寿司パーティーに行ってきました。
仕事を終えて皆さんより遅れて到着しましたが、着々と準備は進められて、おいしそうなマグロやサーモン、甘エビにイカ!ご実家で作っている梅干や沢庵のゴマ和えなど、ネタが沢山です。
途中で我慢できなくなって、みんなでビールを飲みながら、マグロをつまみ食い!
この美味しいマグロや海苔は、参加者G君のアルバイト先?だったか、行きつけの店なのか、すし屋のご主人の差し入れだそうで、すごい!
あさりは市場で買ってきたみたいですが、大粒で身がふっくら。お味噌汁にしましたが美味!
夢中になって食べた後、話題は今もファンが多いカーペンターズやヴィートルズに。
ホスト宅のS氏がギターを取り出して、しみじみ歌いだす。なかなか渋くて良い感じ。テノールなんだなぁと改めて知りました。色々リクエストしていたら、ギターを取り替えて、「これはバロックピッチなんですよ」と。ギターも歌う曲によって変えるそうです。凝っていますね。
熱唱の写真を撮ったのですが、本人の了解を得ていないので、そのうち了解を得たら載せましょう!
帰りの電車では、女性人で話が盛り上がり、本当に別れがたい夜になりました。
久しぶりのワインも手伝って、なんともほっとした時間を過ごすことができました。ありがとう!
博士リサイタル、無事に終わりました!
お客様にはとっても喜んで頂きました。学校内でのコンサートなのに、ブラボーが沢山。(笑)最後がガーシュウィンだったということもありますが。
終わってみて、私の中では色々反省も沢山。とにかく自分に余裕のない状態でしたので、ただただ集中するしかない。今はとにかく「終わった~」という気持ちが喜びよりも大きい。
今回は色々なものを同時に抱えながらの開催だったので、なかなか辛いものがありました。
精根尽き果てた・・・という感じです。(笑)
5月いっぱいの論文予備審査のための小論文、そして博士リサイタルのための資料作り・・・
暗譜は大量だし、コンサートはいつもの月に増して抱えていましたし・・・
最後の方は、パソコンの前に座るのが辛くて嫌になるくらいでした。どうやらデスクワークは向いていないみたいです!(笑)
でも、来年の3月までは、こんな状態なんだろうなぁ~。とにかく前に向いて進むしかない・・・今はそんな心境です。なんだか、決意表明みたいですね。うふふ。
応援していてくださいね!