やっぱり本も好き

忘却率がUPしているのでメモとして

この時期

2009年08月15日 21時39分02秒 | Weblog
義妹から電話がきた、義母を墓参りにつれて行くかどうかで。
義妹は再婚で、今のだんなの前妻さんの墓も、同じ滝野霊園に
ある。義妹の住む所と義母の施設は近いし、滝野もこちらからとは
比べものにならないくらい近い距離にある。
一緒に連れて行ってもらうと助かるのだけれど、だんなに遠慮してか
墓参りはこちらの管轄になっている。
施設の中を歩くのはしっかりしているけれど、外に出れば、
しっかり支えてやらなければ歩けない。見た目頑丈な私にすがってくるので、
膝が痛いなどとは言っていられない、
一応本人が行きたいと言ったら、連れて行くということになっているけれど、
どうなるのでしょう?この時期は、いろいろ気分が鬱屈します。
はっきり言わない夫と我関せずの夫の兄達(思春期で父親の再婚には反対だったという
理由だけれど、夫は小学生、妹は幼稚園、反対などできる年令ではない)
に対しての不満、その他言葉にできないいろいろな不満で。


通天閣 西加奈子 筑摩書房

2009年08月15日 21時26分40秒 | 
一気に読みました。町工場で働く中年男性と男と別れた
若い女性の話が交互に語られ、実はふたりにはある
接点があった・・・。結末は温かくていいです、
ひとは愛されるのを待つのではなく、自分から愛する、
なんでもかんでも。人生は単純でええやんと思いました。

こうふく みどりの 西加奈子 小学館

2009年08月15日 14時04分37秒 | 
こちらを初めに読んだ方が、年代的にはよかったようです。
(みどりの方で生まれた赤ちゃんが、あかの方に登場するので)
もちろんそれぞれ独立した物語として読んでも
充分面白いのですが。緑ちゃんという関西圏に住む
中学生を取り巻く人間模様です。映画「大阪ハムレット」の
世界と似たところがあります、中学生が人妻と恋愛したり、映像に
なっても面白いだろうなとちらっと思いました。
プロレスの猪木さんの話題がどちらの物語にも登場します。
 この道をゆけば、どうなるものか。
 危ぶむなかれ。
 危ぶめば、道はなし。
 踏み出せば、その一足が、道となり。 
 その一足が、道となる。
 迷わず行けよ。
 行けばわかるさ。猪木さんの引退の時の言葉だそうです。