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遊里跡の探訪録など。
ブログの日時は、行動日・撮影日に合わせております。

下関 新地(1)

2012年04月28日 13時00分00秒 | ◆中国
遊廓→赤線
昭和5年ごろ、業者数43、娼妓数300
昭和30年、業者数75、娼妓数210

 
[左]最初に目についた旅館。近くで見ると、二階の壁がタイル張りになっている。
[右]側面から。ガラス窓と白塗りの壁、それぞれが引き立つ。


和洋折衷の物件。右側と左側で、見た印象がまったく異なるのがおもしろい。
和風建築にいくらか手を加えた結果、このような外観になったのだろう。

 
華やかなカフェー建築。カラフルなタイルや手の込んだ窓の造作など、見どころ満載。
玄関の上部に掲げられた文字看板「昭月」は屋号だろうか。


中央に奥まった入口が二つ。これもカフェー建築の一種だろう。
ここまで挙げた四軒が、国道沿いにずらっと並んでいるのだから、その眺めは壮観だ。

 
風変わりなデザインのタイルが強烈に目を引く。
現在は文具店のようだが、以前はどういう建物だったのだろうか。


奇妙な店構え。奥に引っ込んだ入口がいわくありげなものを感じさせるが、はたして。

 
複数の木造建築を無理やり合体させたかのような複雑な構造。
左へ回り込むと、カフェーを思わせる入口が現れた。

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