なにわノリダーのぬるい自転車日記

ロードバイクTREK DOMANE / 520、で大阪、シカゴ、つくばを走る。

ペーパーバックを読もう 第26弾 The Long Good-bye Raymond Chandler

2017-01-07 14:26:05 | 




ペーパーバックを読もうシリーズの26弾はハードボイルドの傑作 The Long Good-byeです。
前回の25弾Ghost manからは1年半もたってしまいました。

ずいぶん前にフィリップマーロー物は翻訳版で読んでいたのだが、正月休みに暇に任せて原本を読んでみた。
ペーパーバックだと464ページでかなりの厚みがある。なぜか、米国のミステリーのベストセラーは分厚いものが多い。この本の中に出てくる作家も「読者はページが多ければ多いほど喜ぶ」なんて言っている。僕としては面白ければ、ページ数は少なくても良いのだが。

内容はググってもらうとして、ストーリーと設定が面白くてどんどん進んでいきます。英語はやや難解で(なんせ60年以上前の出版だし)、人物や風景の描写がおおい、ハードボイルドなのでごたくが多いというわけで骨がおれるのだが、そこは適当に読み流していきました。途中からKindleの調子が悪くなり、単語訳が出てくるのにすごい時間がかかったので、英単語調べをやめたせいもあります。ふつうは英単語を長押しするだけで、日本語訳がでるのだけど、どうもKindleソフトのアップグレードが走っていたようで、動きがものすごくスローになっていました。最後のほうで回復しましたが。 

ハードボイルドは、人を怒らすような、でも気が利いた切り返しの会話がきもなんですが、同じ系列のロバートパーカーに比べて、会話が長くてSlangが多いので、原書で完全に理解するのは難しく、どんどん飛ばしていきました。だいたい誰がしゃべっているフレーズなのかわからない部分もある始末でした。フィリップマーロー物は、なんか名言があるようですが、この本では「To say goodbye is to die a little」というやつくらいしか発見できませんでした。 

人物描写もいまいちわからず、ものすごいブロンド美人のWade夫人に興味がり、ほんとはどんな人なのか、だれか絵にしてくれてるといいのですが。 本書にはWade夫人のブロンドヘアについて色々記述があり、さらにブロンドヘアの種類についてあれこれ書いてあるのです、また目の色がとてつもなくレアできれいらしいのですが、とんとわかりません。


 

検索すると映画ではこんな人がMrs. Wadeのようです。まあ美人といわれれば女優さんなので美人ですね。

ともあれ、読み終わりましたが、英語がすらすら読めるようになるためには50冊読まなければならないとの事ではじめたのですが、この調子だとあと30年くらいかかりそうです。 というわけですので、英語がすらすら読めるけれども、頭がぼけてて内容がよくわからないという役に立たないSituationになるという事ですね。


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