南国の花が好きだ。バリと沖縄を渡り歩いたせいもあるが、加えて、子どものころから祖父が洋蘭を温室で栽培していた影響もある。考えても見れば、祖父の洋蘭好きも台湾で長く生活していたからなのかもしれぬ。
浜松の住まいのベランダには現在、大きくなったアカバナ―(ハイビスカス)が鎮座している。100円ショップで購入したアカバナ―だったのだが、浜松の気候が合ったのか、それとも栽培方法に間違いがなかったのか、理由はとにかくどんどん成長し、数年でこんなに大きくなった。正直、これ以上大きな鉢植えはベランダでは難しい。
一日だけ咲いて枯れるのがアカバナ―の花だが、この時期、毎日つぼみのどれかが開くので、寂しくなくなった。9月も中盤にさしかかり徐々に夏が薄れていく季節、ベランダのアカバナ―はそんな季節に抗うように、遠くに去りつつある「夏」を懸命に引き留めてくれているようである。
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