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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

TUTUPのはずが・・・(西宮編9)

2008年11月02日 | 
 それぞれミュージシャンは自分の楽譜に自分でわかるようにいろいろな注意書きをするものです。写真の楽譜の書き込みは私のもの。TUTUPはイタリア語の楽語ではなく、インドネシア語の「止める」の意味。ようするにたたいた鍵板の音をこの部分でミュートするように、という自分のための指示です。
 こんなしっかり書き込んで演奏したのに・・・グスン。最初に出てくるこの場所で、私は音を残してしまって、向かい合っている演奏者に止めてもらいました。というよりも、その様子に動揺した私は、あせって右手の掌で鍵盤をおさえました。このとき、私は観客には背を向けていたので見られずにすみましたが、正面の演奏家さんにばっちり私の動揺の姿を見られました。弱みを握られてしまった・・・。

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