Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

ちょっぴり「態度」で怒りました

2011年09月07日 | バリ
 ジャワからの観光客が、イスラムの断食明けの祭日を利用してバリを訪れ始めている。とはいえ、まだ断食期間は終わっていない(残り2日)ので、信心深いイスラム教徒であれば、本来は断食を続けていなくてはならない。しかし見たところ、中華系の観光客が多い。まあ、そういう宗教的なことはともかく、昨晩、ちょっとした事件があった。
 夜中2時半、部屋の外が妙にうるさくて目が覚めた。とくに子どもが数人騒いでいる。大人の大きな声も聞こえる。どうも家族連れの雰囲気である。たぶんジャワからやってきた車が夜中にバリに到着したのだろう。しばらく我慢したのだが、まったくその声がやむ気配がない。「バリに着いたからって浮かれるんじゃねえぞ!」と怒鳴りたいのだが、夜中だし、眠いし、そんな勇気もないPは、何を思ったか突然、部屋から出てテラスで仁王立ちになり、おもいっきり騒ぐ家族連れをにらんだのだった。
 たぶん、「彼ら」は相当に驚いた。夜中にすぐそばの部屋から、前触れもなく中国系インドネシア人のように見える半ズボンのおじさんが、突如あらわれて何も言わずににらんでいるのである。突然、彼らはしゃべるのを止め、そそくさと車から荷物を取りだし、部屋に入っていった。「おー、こわー」ってひそひそ話をしていたかもしれなかった。
 とにかく僕は眠たかったし、それ以外のことはよく覚えていない。しかし今思い出しても、僕は間違えたことをしていないと思っている。ちなみに私は5時半過ぎに目を覚まして6時に朝食をとった。もちろん熟睡しているだろう彼らに迷惑がかからないよう、余計な音を出すまいと、細心の注意を払ったことはいうまでもない。(8月29日に記す)

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