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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

エレベーターホールを抜けるとそこは白の世界だった

2016年10月12日 | 家・わたくしごと

 ブログなんぞで川端康成の言い回しをパクるとんでもない奴だ、と思われるかもしれないが、実は僕はこの光景に出会ったとき、まさに目をパチクリし、これがこの世の世界なのか、と一瞬思ったほどの体験をしたのだ。
 家の扉のことを数日前のブログに書いたのだが、実は今回の大改修、天井、そして壁を塗り替えている。天井は完全な白、そして壁は薄いグレー。とはいえ床の以外は白、白、白である。塗り替える前も白系だったのだが、できてから20年以上経過して、相当にくすんでいたに違い。塗り替えると、まるで別物のようだ。
 さて再び、あの日の話に戻そう。仕事で疲れ切った僕は、夜10時前にぼーっとしながらエレベータを上がった。14階のボタンを押して目をつぶった。一日の仕事を反芻してみる。忙しいようで、数えてみればたいした数をこなしているわけではない。いつもと同じようにため息をついているうちに家のフロアーについた。
 下りた時に驚いたのだ。「白い、白い、白すぎる! ここはどこ? 自分の家のあるマンションか?」実は僕はこの光景に出会ったとき、まさに目をパチクリし、これがこの世の世界なのか、と一瞬思ったほどの体験をしたのだ。  


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