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もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

ジョロウグモ

2016年10月13日 | 家・わたくしごと

 実家の庭に巨大な蜘蛛の巣が張っている。なぜ取り払ってしまわないのか、とも思うのだがもしかすると両親が観察するためにそのままにしているかもしれないので私も眺めるだけにした。そしてそのクモの巣の中心にはジョロウグモが微動だにせずに獲物が「網」に引っかかるのを待ち続けている。
 このクモの名称ジョロウグモ、漢字では「女郎蜘蛛」とも書く。それにしても、この蜘蛛と女郎、すなわち遊女がなぜ関係するのだろう?「美しさ」の象徴なのか?そんなことを想像しながらネットで調べてみるとこれまたびっくり。「女郎」とは別に、「上臈(じょうろう)」からクモの名前がつけられたという説もあるらしい。こちらの意味は、身分の高い高層、女官などを意味する言葉。ということは、クモの中でも体が大きく、美しいクモは、身分の高い「上臈蜘蛛(じょうろうぐも)」だったということか。王や王女になれず、「召使」というところが面白い。
 さて真面目な話をしてしまったが、私にとってクモといえば、初代仮面ライダーに出てくるショッカー「怪奇蜘蛛男」である。どんなクモを見ても、アカデミックに昆虫について考えることができず、仮面ライダーのショッカーを思い浮かべてしまうからこそ、私は理系の道に進めなかったのかもしれぬ。
 


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