Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

この額はどうなるのだろう?

2012年05月22日 | 東京
 吉祥寺のいせや井の頭公園店が建て直しになり、来月いっぱいで一旦閉店するという。そんな話を聞いて、日曜日、友人たちと古い建物最後のいせやに行くことにした。しかし、そんなことを考えるのは私たちだけではなく、それはそれは、店に入るのにも長蛇の列で、1時間近く待ったのだった。
 やっと順番が来て、通された場所はいつもの公園が見える1階の広く、天井が高いスペースではなく、奥の座敷。5人ということもあったのだろう。十畳ほどの座敷には、すでに大勢の大学生の先客がいる。しかも、うるさいのなんのって!どうしてお酒を飲むとあんなに声がでかくなるんでしょう?しかも、4、5人ごとの「シマ」になって、ぜんぜん違う話題で盛り上がっているし。
 さて、そんな部屋にかかっていた額。もうすすだらけというか、ほこりまみれというか、ものすごく味わいのある雰囲気を醸し出している額。なんだか、こんな名前の料理があってもいいんじゃないかと思ってしまう。
 建て直された暁には、この額はどうなるんだろう?もうお払い箱になっちゃうのか、それともピカピカの和室に再び鎮座するんだろうか?なんだか気になってしまう。建物が新しくなり、リニューアルしたらまた行ってみよう。そしてまずはこの額を探してみるんだ。

新たな気持ちでドンジャラホイ

2012年05月22日 | 東京
 浜松の大学で教えるようになって初めての音の森のコンサート。沖縄に赴任した後もずっと出演させてはもらっていたし、皆の気持ちはとても嬉しかったけれど、やっぱり距離的に講師として教えられなくなってしまったから、自分の中では「お客様」のような気がして、どうしても気持ちの中で「一歩引いて」しまっていたかもしれない。
 異動が決まってから、一ヶ月に一度だけれど、また昨年から教えはじめるようになってから、また講座生たちと毎週接していた頃の以前のような自分に戻って、音の森のコンサートに参加できたし、心から楽しめた。
 土の匂いと緑の香り、野外で食べるタイカレーや友人たちとの再会。なんだか毎年の本格的なガムランの季節がこのイベントを機に到来するような気がする。「研究も演奏も両方ともにがんばらなくっちゃ」と自分に言い聞かせているのは何でだろう?浜松でもそろそろ活動開始かな……。