Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

新しいワヤン

2011年09月16日 | バリ
 バリに来てすぐ、12月に公演予定の演目に使うワヤンを一体、スカワティ村のワヤン製作者のところに注文していたが、それを本日受け取った。実は、この写真のワヤンは伝統的なワヤンではなく、だいたいの絵を、デザイン力の全くない私が描いて製作者に作ってもらったものだ。髪の彫刻は細かく指定した。私の絵が下手過ぎて、想像していた部分と違いところもあったが、まあまあ「合格」である(絵はもう少しグラマーだったんだけど)。
 ところで、このワヤンは注文品として数日前に完成し、ショーウィンドーの中に入れられていたそうだが、何人かのバリのダランがこの人形を見て、「売って欲しい」と言ったそうである。あるダランは、これが日本人のものだと知ると「同じものを作ってくれ」と注文したそうだ。もしかしたら、このワヤン、数年後には、バリで大ヒットするかもよ。(9月9日に記す)