ステンレスの溶接をするには、TIG溶接しかない・・・と思い込んでいたら、先日Youtubeで、家庭用溶接機(AC100Vタイプのこと?)でもステンレスの溶接ができる!というのを見ました。早速チャレンジすることにして、SUZUKID製の溶接棒PS-02をamazonでポチッとしました。その後、炭窯の蓋として使うために購入していたステンレス板(t1.0 1000x1100mm)に適合するサイズにカットしたSUS製L型フォーミング材を手配していました。これらの材料は正月前に揃っていましたが、正月があけてから、溶接作業をしました。
実際やってみると、確かにアークが飛んで溶接できるにはできるのですが、板厚が薄いので、電流を流し過ぎると穴があいてしまいます。電流値を40Aに絞って、点付けしていきました。PS-02は、適用板厚1.2~3mmと書いてあるので、1mmの板を相手にするのは、難がありました。点付けしているだけなので隙間ができてしまいますが、その隙間は耐火セメントで埋めるつもりです。
以前、炭窯の蓋としてステンレス板だけを載せた時には、熱で板が歪むために蓋の役割を果たさなかったという失敗経験があります。今度は、ステンレス板の縁にL型フォーミング材を取り付けることで、歪にくくなるだろうことを期待しています。その効果は後でまた、炭焼きをして実験しようと思っていて、楽しみにしています。