今日も炭焼きをしました。一昨日から焚き続けている自作の炭窯の火は未だ入ったままなので、気になって朝から様子を見に出かけました。夜間は煙道を狭くしていたので消えてしまったかと思いきや、まだ煙が出ていました。窯に仕込んだK熱電対(温度センサー)にテスターを接続して、温度測定すると41°でした。殆ど消えかかっています。狭くしていた焚口を解放してやると、息を吹き返して、1時間もするとモクモクと白い煙が上がってきました。盛んに煙を吐いている時には約200℃位の温度になります。
その間に、簡易スミヤケールの窯開きをしました。焚いていた時から失敗の予感がありましたが、やはり・・・失敗です。
手前の方だけが焼けていて、上半分はまだ十分に炭化が進んでいません。こういうが一番まずい失敗です。灰になっていてくれた方が手間要らずなので未だマシです。炭に成りきっていない材料を取り出して、新たに竹を充填して着火からやり直しました。
炭材である竹に着火させる時、これまでは団扇(うちわ)で煽いで空気を送り込んでいましたが、寄る年波で、手がだるいのです。そうだ!団扇の代わりにブロワーを使おう!と閃きました。モバイルバッテリーを使えば良いのです。このブロワーは籾の乾燥機に付属していたモノで50年位前の遺物ですが、送風するという機能は今も健在で、BBQの時に火起こしをする時に使っています。
楽だぁ~!手が疲れな~い!
今日は失敗しないように、両方の焚口に交互に空気を送り込んで、全体が均等に焼けるようにしました。
自作の炭窯の方でも、やっと3時頃には青い煙から透明になり始めたので、精錬(ねらし)をするために、ブロワー使いました。
精錬の後、焚口と煙道を閉鎖しました。どんな炭ができているでしょうか?楽しみです。