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TBS 誤報に責任はないのか

2010-02-21 23:36:17 | メディアから
1月27日のTBSのニュースが改めて問題になっている
石川議員に対して、5000万円が渡された現場を見たという、水谷建設関係者と称する人物の映像を放映したのだ。
しかしそれに対しては、証言した当人が、現金を見たわけでもないし、目撃したと言う日付や、場所も曖昧だと、2月5日発行の日刊ゲンダイは報じている
そして、2月19日に同じ日刊ゲンダイで、釈放後初めて石川議員本人がインタビューに応じている。
「洪水のようなリーク報道に怒りはないのか。中には金の受け渡し現場を見たという第三者の証言を報じたテレビもあった。

――『あれはひどいです。何らかの抗議、訴えることを検討しています』」

寡聞にしてTBSが放映内容を訂正したとは聞いていない


TBS“スクープ報道”が問題化!
、「5000万円ヤミ献金」は本当にあったのか。TBSテレビが流した「ウラ献金疑惑、居合わせた人物が核心証言」のニュースが、いま問題になっている。

このニュースが放送されたのは1月27日(水曜日)。昼と夕方と夜のニュース番組で大きく取り上げられ、映像が流された。

水谷建設に近い関係者という男性が、石川知裕衆院議員の5000万円授受の瞬間を目撃したという衝撃内容だ。
〈疑惑の舞台は都内のホテル喫茶店。04年10月15日のことだ〉――こんな説明が入り、ウラ献金受け渡し現場のホテルの喫茶店内の映像や見取り図がイラストで詳しく示される
〈しばらくすると、スーツを着た1人の長身の男が現れた。石川知裕衆院議員だ〉
〈(水谷建設の)元社長らの正面に腰掛けた石川容疑者。ここで5000万円が渡されたという〉との説明も。
真相はどうなのか。TBSの番組に登場した「水谷建設に近い関係者」という本人に直撃してみた。その一問一答は、これまた衝撃だった。
――04年10月15日にホテルに行ったのか。
「04年10月15日とは言っていない。暑くて酒を飲もうとホテルに立ち寄った。水谷の当時の川村社長、小野専務がいた。その日はホテルのクーラーが涼しかったことは覚えている」

――カネの受け渡しは見たのか。なぜカネと分かったのか。
「自分も(カネを)運んだ経験があるからだ」
「正直に言うと、知人から『聞いた』話も番組に入っている。あんなに大きく取り上げられたから、ビックリして知人に確認したが、『話は間違いない』と言っていた」

――本当に04年10月15日なのか。
「だいたい5、6年前のことを覚えている人はいないでしょう。1週間前の夕食さえ覚えていないのに」

――石川議員を見たのは確かなのか。
「石川は以前、(別の)グランドパレスホテルで見たことがある」

10月15日があいまいとは驚いた。しかも、5000万円を見たわけでもないのだ。それが、どうしてああいうニュースになるのか。

TBS広報部の回答はこうだった。
「私どもが取材した方は、放送した通りの証言をしており、放送内容には何ら間違いはありません」

そこまで自信があるのなら、もう一度、目撃男性を取材して、何が本当なのか、TBSは放送した方がいい。今回の小沢幹事長の事件では、大マスコミの報道姿勢が大きな問題になっている。衝撃ニュースを流して、それで終わりでは済まない。

(日刊ゲンダイ 2010/02/05 掲載)


石川知裕衆院議員が初激白~「私を貶(おとし)めた水谷建設は許さない」
日刊ゲンダイ本紙が石川議員に独占インタビュー
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政治資金収支報告書虚偽記載で起訴された石川知裕衆院議員(36)が保釈後、初めて日刊ゲンダイ本紙の単独取材に応じた。検察の取り調べはどうだったのか。形式犯なのに起訴された悔しさは? 石川議員の口からは意外なセリフが飛び出した。

「このままでは死んでも死に切れない」

石川議員の話を聞いたのは議員会館の事務所だ。部屋にはベビーベッドが置いてある。子供が生まれたばかりの女性秘書のためである。検察は乳飲み子がいる女性秘書も呼んで、長時間の聴取をした。本人は逮捕、起訴され、今後、長い裁判が待っている。まず、検察が憎くないのか。

――「いえ、私が許せないのは水谷建設の方です。なぜ、私に5000万円を渡したというウソをついたのか。彼らは東京地検特捜部もだましたのです。なぜ、そんなことをする必要があったのか。水谷功氏の脱税を隠すためなのか。それとも誰かが絵図を描き、私や小沢幹事長を貶(おとし)めようとしているのか。背後にどんな力が動いているのか。真相が判明しなければ、死んでも死に切れません」

石川は1月15日に逮捕された。直前にガサ入れがあり、その後もきちんと聴取に応じていた。それなのに、国会開会直前の逮捕。国会関係者も驚いた。

――「13日に強制捜査があり、14日にも取り調べられ、15日も行く予定でした。でも、連日はきついし、地元に戻ろうかとも思ったので、弁護士が連絡し、15日は回避してもらい、その代わり16、17日に行くことにしたのです。ところが、15日の夜7時になって、どうしても今から会って話をしたいと言ってきた。これは逮捕だなと思いました。検事が帝国ホテルの1階まで迎えに来てくれて、午後10時3分に逮捕されました。逮捕前は水谷建設からのお金のことばかりを聞かれました。ずっと事実ではありませんと申し上げた。そうしたら、政治資金収支報告書の虚偽記載で逮捕になったのです」

「自殺の恐れ」は、うかがえない。水谷の裏献金で口を割らないものだから、吐かせるために逮捕した。検察権力の横暴、不当な取り調べと言うしかないが、石川は実に人がいい。

――「いや、自殺の気はなくても、知人や検事に弱気の発言をした事実はありますからね。検察のご判断なのでしょう。取り調べの検事さんは人間的に優れていました。そういう人が特捜部の検事になるのでしょう。私は2人の検事から聞かれましたが、普段であれば、一杯やりたいな、という人たちでしたよ」とか言うのである。

連日9時間に及んだ聴取の怖さ
検事が声を荒らげたことは? 「小沢はもう守らんぞ」と脅されたことは?

――「取り調べの中身については言わない約束をしたので、ご想像に任せますが、取り調べは紳士的で、怒鳴られたのは1、2度です。ただ、肉体的にはつらかった。取り調べは午前中1時間、午後に3時間、夜に5時間。毎日9時間前後に及んだのです」

一番、つらかったことは?

――「何度言っても裏献金の事実がないことを信じてもらえなかったことです。『証拠はそろっている、あとはあなたが真実をしゃべるだけだ』と言うのです。私は水谷建設が私に金を渡したという10月15日のアリバイを示せなかった。だから、堂々巡りになるのは仕方ないのかなとも思いましたが、許せないのは裏献金話を捏造した水谷です。水谷の幹部とは懇親会で名刺交換をした程度だし、功元会長については、捜したけど名刺もなかった。それなのに、現金を渡した日付まで指定して、私にアリバイがあったら、どうするつもりだったのでしょうか」

洪水のようなリーク報道に怒りはないのか。中には金の受け渡し現場を見たという第三者の証言を報じたテレビもあった。


――「あれはひどいです。何らかの抗議、訴えることを検討しています」

それでも、一連の責任を取り、離党を余儀なくされた。今後は孤独な裁判が待っている。さぞ、悔しいのではないか。裏金でなければ、収支報告書の修正で済む話ではないか。

――「虚偽記載については公判で明らかにしていきますが、反省すべきところもあります。離党については北海道11支部の人々が『離党すべきではない。強制的に離党させられるのであれば、我々も集団離党する』と言ってくれた。でも、私は離党せざるを得ないと思っていました。小沢幹事長とは会っていません。接触が禁止されているわけではありませんが、会えば何かと誤解されますから……」

サバサバと吹っ切れたような表情で語る石川だったが、その胸中は察するに余りある。決して検察批判を口にしなかったのは、それだけ、検察の怖さを思い知らされたからなのだろうか。

(日刊ゲンダイ 2010/02/19 掲載)

長崎県知事選で自民・公明系の候補者が勝ったと言う。明日からのTVや新聞の口調が目に浮かぶ。石川議員の離党問題にしても、民主党は離党させるべきではなかった。これで前原などが反省し、先の衆院選挙の風は吹いていない。民主党が纏らねば、7月の選挙は楽ではないことがわかればよいのだが・・・
町田はどうだったのだろう????

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岡田外相の一徹=民主党への応援歌

2010-02-21 00:07:25 | メディアから
岡田外相が閣議後のぶら下がり記者会見を19日を持って中止したと言う。新聞やTVでは、
寡聞にして気がつかなかったが、J-CASTニュースにこんな記事を見つけた。

岡田外相「ぶら下がり取材」廃止 記者クラブが押し切られる
http://info2.j-cast.jp/c.p?52c2aUVjEX

念のために記事全文を引用しておく
岡田克也外相は2010年2月19日までに、閣議後に首相官邸や国会内で行われていた「ぶら下がり会見」に今後は応じないと、外務省記者クラブに伝えた。閣議がある日の午後に外務省内で記者会見を開催しているため「ぶら下がり取材の必要性はない」との考えだが、記者クラブ側からは「取材機会が減る」と反発する声も出ている

「ぶら下がり会見をしてもお互いの負担になるだけ」
内閣のメンバーが重要な議題について話し合う閣議は、毎週火曜と金曜に首相官邸や国会内で開催されている。自民党政権時代の慣例では、その直後に各大臣が記者クラブに所属する記者たちのぶら下がり取材に応じることになっていた。

ところが政権が交代した09年9月、岡田外相は記者クラブに加盟していないネットメディアやフリーランスの記者にも記者会見を開放。その際、記者会見は外務省の会見室で開くようにして、閣議後のぶら下がり取材は「閣議に関する質問」に限って応じることにした。

外務省内での開催にこだわったのは、首相官邸や国会だと、記者クラブ以外のメディアのほとんどは会見に参加できないためだ。できるだけ多くのメディアの取材機会を確保しようという趣旨である。

その後も閣議後のぶら下がり取材は続いていたが、平野博文官房長官から「閣議でのやり取りは対外的に公表しないように」という要請があったため、ぶら下がり取材に応じないことに決めた。岡田外相は2月19日の記者会見で

「閣議後の会見は閣議における発言を紹介するということでスタートしたが、閣議のやりとりを公表できないとなると、ぶら下がりをやっても何も発言できないことになる。『何もありません』と毎回言うのもいいが、実質的にはお互いの負担になるだけなので、やめてもいいのではないかということだ」
と理由を説明した。ただ、今後も突発的な事件が起きたときなどに、必要に応じてぶら下がり取材には応じるという。

「これだけ長時間いろんな質問に答えている大臣はあまりいない」
ぶら下がり取材の「原則廃止」に対して、記者クラブ所属の記者からは反発する声も上がっている。19日の定例会見では、読売新聞の記者が

「ほかの閣僚は閣議後会見を行っているが、岡田大臣だけ閣議後の取材の機会がなくなるのは記者として非常に残念だ。閣議直後に全閣僚に意見を聞きたいときに、岡田大臣だけ意見が聞けなくなってしまうことについてどう思うか」
と不満をあらわにして質問をぶつけた。それに対して、岡田外相は

「そのような話だけ聞けば取材を制限しているように聞こえるが、全体を見て考えていただきたい。どこの省庁で、毎週2回、オープンで1時間近く、こういう形で会見をしている大臣がいるだろうか」
と反論。閣議直後に官邸や国会で会見を開いても一部のメディアしか参加できず、取材機会が偏ってしまうのではないかという自らの意見を述べた。そのうえで、

「国会や官邸での会見は、たぶん長くても10分か20分で終わっている大臣が多いと思う。これだけ長時間いろんな質問に答えている大臣はあまりいないのではないか」
と述べ、閣議後の慌ただしい時間帯ではなく午後に余裕をもって時間を確保している「外務省方式」のメリットを強調した。

少なくとも19日の記者会見を見るかぎり、記者クラブ側は説得力のある主張をぶつけることができず、岡田外相に押し切られる形となった。
引用終り

ここでもYOMIURIの記者が取材機会が減るなどと不満を述べているが、外相から、国会や、官邸の中では一部のメディアしか入れず、取材が偏ってしまうと反論され、押し切られている。
なぜ、この全てのメディアに情報を開示すると言う当初の方針が鳩山内閣全体の姿勢にならないのだろう。やはり元凶は平野なのだろうか。先週か、先々週か忘れたが、内閣官房が全く首相をサポートせず、首相が情報過疎地に置かれているとの話が、パックインジャーナルでなされていたように記憶するが、官房長官が、官房長官としての役割を果たさず、自己の保身ばかりを図っていると評価している人がいたが、さもありなんと言う気がする。

とにかく、60年におよぶ自民党悪政のウミを出しながら政・官・財・学の癒着を排除。国民の生活を維持し向上させねば成らないのだから、大変過ぎる事はよく判る。とにかく、官僚にしろ、経営者にしろ、巨大メディアにしろ、民主党政権を潰したくてしょうがないのだ。
それが典型的に現れているのが検察による、小澤=民主党たたきだろう。そしてもっと許せないのが、唯々諾々と検察にひれ伏し尻尾を振ってリーク情報をさも真実であるかのごとく報じた、TVや全国紙と称する巨大メディアと、コメンテーターと称する人々ではないか。
なぜ、検察が絶対の正義なのだ。私は不思議に思う
そして、何とか7月の参院選で民主党に過半数を取らせたい
その後3年あれば、日本には全く新しい道が開けるのではなかろうか
大いに期待している 民主党!! 頼むから小異を捨ててくれ 
当面の敵は官僚組織一本に絞り、官僚に取り込まれるのではなく、官僚を使いこなしてくれ
死ぬ気でみなの意見を聞き、死ぬ気で問題を掘り起こし、解決策を作り上げて欲しい
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