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院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

映画はTVをバカにした

2009-02-01 15:32:23 | Weblog
 映画俳優は、昔TV出演をこばんだ。TVを一段下に見ていた。

 片岡知恵蔵以下、そうそうたる銀幕スターは、ついにTVに出ることはなかった。TVとはその程度の格だったのである。

 ただ、歌舞伎の役者はTVに出た。先日述べたように、歌舞伎役者は「川原乞食」の末裔だからTVに出ることをいとわなかった。

 TVが隆盛を極めると、映画俳優もだんだんTVに出るようになった。無視できなくなったのだろう。

 でもTVはつまらない。いまだにつまらない。銀幕スターがTVを蔑んだのはわからないでもない。

 TVがつまらなくなったのと同時に、今度は映画もつまらなくなった。理由は分からないが、悪貨が良貨を駆逐したのだろうか?それとも我々の眼が肥えたのだろうか?