10月10日。
ふなばし市民大会(1部)準決勝がありました。
4部から始まり1部にあがるまで13年。
ついに1部準決勝までコマを進めました。
長い道のりでした。
13年。
ホントに長いです。
この日の為に、この日に焦点を合わせ八蔵さんは忙しい仕事の合間をぬって練習。
準備してきました。
どれだけ大事な試合なのかマーヤにもわかるので一応気を使います。
色々文句もあるけれど、万全の態勢で臨めるよう、邪魔をしないように、出来るだけ放置して八蔵さんの好きなようにさせてあげたつもりです。
時々思う。
マーヤはサラリーマンと結婚したのに、スポーツ選手と結婚したみたいだって…。
それ位、この試合に関しては気を使います。
たかが草野球。
けれど、こんな風に100%の情熱を注ぎ、夢中になれるのって素晴らしいと思う。
だから応援してあげたい気持ちも(文句はあっても)自然と大きくなります。
試合の前日は早く就寝。
ところが興奮して眠れないらしく、寝返りが多い。
ベットが揺れる度にマーヤの眠りも浅くなる…。
いい気持ちで眠りに着けそうなタイミングで、マーヤも激しい寝返りのうねりで起こされる。
『眠らないと試合に支障をきたす…』と言う気持ちもあるらしく、眠れない自分に焦っている模様。
そして大きなため息。
・・・・・・・・。
遠足や運動会前日の子供みたいだ。
『目をつむっているだけでも体は休まるから目を閉じて動かず静かに寝てなさい』とキレてはいけないと思いつつマーヤ半切れ。
今度は動かないように頑張って固まる八蔵さん。
コチコチに頑張って動かないようにしている八蔵さんを見ると『あたしが我慢するか…』とあきらめる。
いつの間にか眠ったマーヤ。
『あら…八蔵さん眠れたんだ』と思い横を見ると八蔵さんはいない。
結局、予定より早く起きたらしい。
準備万端。
目を閉じてイメージトレーニングまでしている。
これだけ頑張ったんだから、いい結果が出て欲しいです。
プレーボール。
一番レフトの八蔵さん。
先行だったので、いきなりバッターボックスに立つ。
正直、気合が入りすぎて空回りしないか心配でした。
どうか平常心で肩の力を抜いてっ…。
そんな心配をよそに見事な先制パンチ。
ライト方向にキレイに打球が飛んでいく。
すごい。
やればできるじゃん。
1番バッター:ライト前ヒット。
2番バッター:フォアボール。
1&2番のダブルスチール。
3番バッター:フォアボールで満塁。
4番バッター:レフト前ヒットで先制点2点。
5番バッター:ライト前ヒットで3点。
相手のエラーで4点。
見事な連携プレーで一回表で4点。
それからも集中力を切らさず全力プレー。
相手のミスを呼び込む程の気合。
振り逃げ三振もセーフとなり出塁。
1点を大事に、ひとつひとつを全力で戦いぬいた。
気迫と、それぞれの力も出せたすっごいいい試合でした。
集中力が切れることなく戦いぬいた結果。
7-1で勝利。
最高です。
これでふなばし市で2位決定。
ふなばし市全体で140チームある中の2位だよ。
とても嬉しいです。
夜は祝勝会。
スコアブックを片手に試合を振り返り盛り上がりました。
美味しいお酒が飲めました。
飲んでいる間、お子ちゃまとも遊んだ。
ひー君とは居酒屋デート。
『ポテトフライ』に『ケッチャップ』を付けあってお互いに『あ~ん』しあって食べました。
ずっと延々それで大量の『ポテトフライ』を食べた。
可愛いかった。
マーヤがチームメイトに行った一言で大笑いになったら、ひー君はマーヤが皆に笑わてしまったと思って、『みんなに笑われるようなことを言わないの』と人に笑われるような事を話さないようにとマーヤに忠告してくれました。
ひー君がコスモスのお花を見に行ったのを聞いてマーヤが『いいな』って言ったら、『今度ぜひご一緒に』って誘ってくれました。
まだ幼稚園児なのに、話す言葉が大人っぽくて…。
それがとっても可愛いです。
ゆたぽんのお子ちゃまとも遊んだよ。
凄く元気で、もみくちゃにされたけど楽しかった。
ゆたぽんのお腹には4人目の赤ちゃんが。
おめでとう。
元気な赤ちゃんとご対面できるのが楽しみだよん。
最高の夜でした。
決勝戦は来月。
3週間後。
どうか、どうか勝たせて下さい。
そして、また皆で美味しいお酒が飲めますように。
ここまで来るのに14年。
あと一つ。
あと一つで頂点。
死ぬ気で、くらいつけ。
もうこれで最期だと思って戦って勝利して欲しい。
相手は強豪Sチーム。
正直手ごわい。
でも、うちだって負けてない。
勝って、優勝旗を掲げてほしいです。
どうか、決勝戦は今までで最高のプレーで勝利して欲しい。
『あとひとつ』注:音出るよ。
あと一粒の涙で ひと言の勇気で 願がかなう その時が来るって
僕は信じてるから 君もあきらめないでいて
何度でも この両手を あの空へ
そう 簡単じゃないからこそ 夢はこんなに輝くんだと
あとひとつの坂道を ひとつだけの夜を 越えられたなら 笑える日が来るって
今日も信じてるから 君もあきらめないでいて
何度でも この両手を あの空へ のばして あの空へ
『あとひとつ』 FUNKY MONKEY BABYS より
14年越しの夢。
叶えたいです。