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必殺シリーズ 備忘録

主に各回の名シーンまとめ
※『新仕舞人』『仕置屋稼業』をまとめ中!

第16作 必殺仕舞人 第06話「花笠音頭は地獄で踊れ-山形-」

2016年03月23日 | 第16作 必殺仕舞人



【ストーリー】本作では依頼がすでに決まっているので上段に記載。
場所は山形・熊井の浄月庵
一人の女郎が本然寺へ駈け込んできた。
彼女によると、米問屋の庄内屋がたくさんの娘たちを騙して江戸に連れて行き、吉原に売り飛ばしているという。
娘たちは故郷に帰ることもできず、死ぬまでこき使われるのだ。
駆けこんだ女郎は男たちに吉原に連れて行かれ、多くの女郎たちの恨みのこもった手紙だけが残された。
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凶作に苦しめられる庄内・熊井宿。
そこに住む三人の若者は、熊井代官所の役人が侍を殺害する現場を偶然目撃する。
現場を見られた役人たちは若者たちをも襲い、唯一生き残った彦市は山中に逃げ込む。
実は殺された侍は江戸から来た巡察使であり、米の横流しの発覚を恐れた庄内の郡代・吉津の手によって消されたのだ。
また、米の横流しには庄内屋も一枚かんでおり、米と一緒に娘たちを騙して江戸に連れて行っていたのだ。

彦市には巡察使殺しの罪が着せられ、妹のおひさは代官所へ連れて行かれ、母親までもが捕まってしまう。
母親を助けるためについに姿を現した彦市だったが、役人たちに斬り捨てられる。

【名シーン】
①おはな、殺しを目撃する
   おはなは京山の殺しを目撃してしまう。
晋松「見た者は殺す…掟だ」
   晋松の腰縄がおはなの首に巻きつく。
   晋松は刃を引き抜こうとするが、それを京山が止める。
京山「晋松さん…この子の命は私に預からせて下さい…
   雪の中で倒れていたこの子を助けた時、私は自分の娘の生まれ変わりだと思ったんです。
   この子を生かすも殺すも私の手で…」
   晋松は刃を引き抜くのをやめる。
   おはなは号泣し京山にすがりついた。


↑殺しを目撃してから仲間になるパターンって仕舞人が最初なのね(多分)。
 のちにスキゾーみたいなゴミが同じパターンで仲間になるから、あまり好きではないが…。