必殺シリーズ 備忘録

主に各回の名シーンまとめ
※『新仕舞人』『仕置屋稼業』をまとめ中!

第06作 必殺仕置屋稼業 第16話「一筆啓上 無法が見えた」

2017年01月18日 |  第06作 必殺仕置屋稼業



【ストーリー】
亀田藩士・久坂は藩の金を使い込み、それに気付いた同僚・佐野を殺して出奔した。
久坂は江戸に逃げ込むと旗本・稲村たちと手を組み、町人たちを騙しては財産を奪い、逆らえば容赦なく無礼討ちに…だが、奉行所は旗本に手は出せない。
そこで主水はおこうを通じて稲村たちに虐げられた町人たちから仕置料を集めることに。
一方、江戸の街には父親の仇討ちにやってきた佐野の娘・お糸とその弟・伊織の姿があった。
武士の子として娘ながら仇討ちを願うお糸であったが、まだ若い伊織にはその志が理解できない。
やがて食費にすら窮したお糸は伊織を蕎麦屋に残して金のために身を売ろうと市松に声をかけるが、その現場を偶然にも久坂が目撃。
お糸の目的に気付いた久坂は稲村たちを引き連れて戻ると、お糸と市松(助っ人と誤解された)を捕らえる。
稲村に身を汚されてもなお生きて本懐を果たそうとするお糸-市松は彼女に心を打たれ行動を共にすることを誓うが、このままでは勝ち目はない。
その頃、主水は稲村たちの動向を探るため捨三を彼の屋敷に行かせるが、そこには捕らえられ助けを求める市松の姿が!
市松とお糸に危機が迫っている…主水たちは稲村の屋敷に急ぐ。

【知ってるゲスト】
菅貫太郎、小鹿番、北見唯一

【名シーン】
①意外といい奴亀吉
   古泉堂の主人が稲村に無礼討ちにされた。
   現場に居合わせた主水は事情を聞こうとするが…。
稲村「馬鹿野郎!
   たかが三十俵二人扶持のくせに、出過ぎた口を叩くなよ!
   許せぬ…手をついて謝れ!」
主水「…」
稲村「聞こえないのか!
   貴様も無礼討ちされたいか!」
   稲村は刀に手をかける…すると、亀吉が主水の前に進み出た。

亀吉「申し訳ございません!
   お許し下さい、この通りでございます!」
   亀吉が代わって土下座し、この場は何とか収まる。

↑武士として謝れない主水に代わって土下座をする亀。
 いい奴だと思ったら、あとからせんりつに嘘報告をしたりもする。

②お糸と伊織
伊織「姉上は稲村のお屋敷に行くの?斬られて死んじゃうんだよ?
   姉上はそれでもいいの?何か他にやりたいことはないの?」
お糸「…」

↑弟の子供らしい直球の質問に答えられず困ってしまうお糸。
 演じている女優さんがけっこう可愛い。

③市松とお糸
お糸「今夜五つ、神田明神の境内で仇討ちをします」
市松「死ぬ気か!そんなこっちゃ父上も悲しむんじゃねえのかい」
お糸「もう死んでもいいんです!こんな汚れた体なんか!」
   お糸は市松の胸で泣く。
市松「おめえ一人じゃ死なせやしねえよ」


④主水殺しシーン

↑見た人は分かる謎の赤いシーン…こ、これは一体何なんだろうか??

⑤印玄殺しシーン
   印玄は滝沢を捕らえ上空に放り投げる。
滝沢「助けてぇ!助けてぇ!うわぁ~助けてぇ!…」
   頂点まで飛んだ滝沢は頭から落下してくる。
滝沢「受けて!受けて!うわぁ~受けてぇ!…」
   ゴキ!滝沢は地面に頭をめりこませ死亡する。

↑「受けて!受けて!」って受けるわけねーだろ(笑)

↑あ、スケキヨだ。

⑥市松殺しシーン
市松「許せねぇ!」

↑溜まりに溜まった怒りが爆発!
 地下にあった竹の棒と陶器のかけらで作った竹串が今回の武器だ。
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   久坂は市松に追い詰められる。
久坂「ちょ…ちょ…ちょっと待ってくれ!…ちょっと待ってくれ。
   こう見えても、このわしも武士の端くれだ。
   自分のことは自分で始末さしてくれ、頼む!」
   久坂は土下座すると大袈裟に切腹し、やがて動かなくなった。
   市松が死体を確認しようとすると、死んだ真似をしていた久坂が斬りかかる!
   …が簡単によけられ、竹串で始末される。

↑おいスガカン、オチが見え見えだぞ(笑)

↑まぁそうなりますわな(笑)

⑦再会

お糸と伊織は無事再会(死ななくてよかった)。
 お糸は傷ついてしまったけど、幸せになってほしい!
 二人を見つめる市松もきっとそう思っているだろう。