必殺シリーズ 備忘録

主に各回の名シーンまとめ
※『新仕舞人』『仕置屋稼業』をまとめ中!

第18作 新・必殺仕舞人 第08話「その手は桑名の焼蛤」

2017年01月22日 | 第18作 新・必殺仕舞人



【ストーリー】
桑名に入った一行は、名主の許可を貰い河川敷に小屋掛けをするが、そこへヤクザたちがやって来て「ここは鳴海屋の私有地だ」と言って小屋を破壊。
京山は話を付けるために鳴海屋を訪ねるが、なんと鳴海屋は京山に一目惚れし彼女を妻にしたいと言い出した!
強引な鳴海屋に押し切られ彼の屋敷に厄介になることになった京山は、そこで権太の到着待ちつつ、先日のヤクザたちの親分・辰五郎を見張ることに…鳴海屋によれば彼は竹馬の友らしいのだが、京山には怪しく思えたのだ。
事実、辰五郎は「鳴海屋の仕事を紹介する」と言って他所から海人たちを連れて来ては彼女らを女郎に貶めていたのだが、それを知った鳴海屋の娘・お美津は父親を毛嫌いし家を出て行き、今は女船頭をしながら海辺の小屋で一人住まい。
お美津は京山や晋松に心を閉ざし詳しくは話さなかったが、ようやく届いた本然寺からの依頼(依頼主は女郎たち)には悪徳役人や辰五郎と共に鳴海屋の名が入っており京山も驚く。
だが、実は鳴海屋は悪徳役人や辰五郎に名前だけ使われていただけで、女郎のことなど何も知らなかったのだ。
騙されていたことにようやく気付いた鳴海屋は折しも運ばれてきた出稼ぎ海人たちを助けようとするが、ヤクザたちにお美津と共に刺されてしまう。
真実を知りようやく親子は和解するが、その時すでに二人の命は尽きようとしていた。

【知ってるゲスト】
織本順吉、北見唯一、出水憲司、大橋壮太

【名シーン】
①京山と鳴海屋

↑鳴海屋が殺されたことで、恋は実らず。
 もし何事もなければ京山師匠はどうするつもりだったのかな。