カブトムシの戯言

新政手酌に鮨をつまむ。昼酒最高!

亜希・幸

2013-12-11 15:26:33 | 日記

もう既に昨年の今頃は亜希は視力を失っていて

それでなくてもナイーブな子だっただけに精神的なダメージを心配しつつも

糖尿病のインスリンを打つこと、そして美味しくないであろう療法食を

だましだまし食べさせることにいっぱいいっぱいだった私。

ごめんね、亜希。

 

 

「目が見えなくなって、大好きなお散歩にも行けなくて

ご飯も美味しくなくて。

もういいの。お兄ちゃんのとこに行く。」と言ったかのように

亜希は新年明けて

虹の橋へ行ってしまった。

 

やさしくて、手のかからない、躾など不要のいい子だった亜希は

最後までいい子だった。

もっともっと、介護だってお金だって、へっちゃらだったのに。

 

その半年後に幸が虹の橋へ。

2年以上前から網膜の病気で目が見えなかった幸。

多くの手術や入院を頑張りぬいた、健気な子。

 

外出先から帰宅する私をいつも玄関ドア前で待っていて

私の肩に前足を掛けて抱きついて、歯が当たるほどに大きな口を開けてペロペロペロペロと。

 

 

亜希・幸を失った悲しみは日を追うごとに強くなります。

ポッカリ空いた穴は埋まることはない。

 

もう12月も半ばです。

一緒に生きた愛おしい日々から更に遠ざかります。

とっても悲しくて寂しい。

無情にも時は流れます。

 

3週間後には新年でございます。

 

 

 

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