奈井江町 まちのわだい web版

北海道 奈井江町役場の公式ブログ
町のさまざまな出来事をお知らせします

「芸術鑑賞は参加型から体感型へ…」 ~体で感じる命の再生

2011年09月13日 | まちのわだい


 9月9日、奈井江町教育振興会(会長 土屋政希・奈井江中学校長)が開催する小学校芸術鑑賞会で、ミュージカルシアター「笑う猫」によるミュージカル・パフォーマンス「SCRAP(スクラップ)」が行われ、公民館に元気な子供たちが訪れるなか、ミュージカルが披露されました。
 午前中にかけて行われた「SCRAP」は、宇宙船コスモ号に地球上の五大陸を代表する個性豊かな乗組員たちを乗せて旅をするストーリで、環境問題をテーマにした体感型ミュージカル。

「ひとつひとつのモノ、生命、そして地球の大切さ」をミュージカルを通して表現されています。
 ミュージカルを見ていた子供たちは、歌ったり踊ったりしていてとても楽しそうでした。見ている私も楽しい気分になりました。
 この本作品を通して、楽しく笑いながらこのような環境問題を考えるきっかけになればいいなと思います。


*奈井江商業高校では、今年も2年生を対象に9月8~9日の2日間、町内の26の企業でインターンシップ実習を実施しています。
 このうち町では、町立国保病院など5つの施設で9人の受入を行い、役場では2年A組の布村光さんが実習を行っています。
 布村さんには、保健センターやまちづくり課などで、いろいろな実習をしていただきましたが、2日目には奈井江小学校と江南小学校の全校生徒約300人が参加する小学校芸術鑑賞会が行われましたので、その取材、写真撮影、そして上記の記事を執筆していただきました。

江南小ポテトプロジェクト

2011年09月09日 | まちのわだい
 江南小5年生(12名)が総合学習で取り組んでいる「ポテトプロジェクト」。これは、障がい者支援施設「ないえ」(社会福祉法人 奈井江学園)との協働で取り組んでいます。

 奈井江学園と江南小との交流は、3年前から。
 お互いにヨサコイを踊っている縁から始まりました。

 そして今年は、ヨサコイに加えて、奈井江学園が作っているじゃがいもを通じて子どもたちとの交流を行うことになりました。

 奈井江学園のじゃがいもは、道の駅の喫茶「木菟」(みみずく)や、町内のうどん屋兼農産物直売所「ピープル」で販売しています(800グラムで100円という大特価!)が、子どもたちの発案で、子どもたちが考えたキャラクターをラベルにして、商品に貼り付けることにしました。

 7日、奈井江学園の利用者が江南小を訪れ、子どもたちとシール貼りを行いました。
 このシール。3種類あって、全員分のキャラクターが描かれています。それぞれには、名前がついているとか。
 「じゃやがじゃが」や「じゃがまん」など、可愛らしい名前だそうです。


 8日、奈井江学園の畑を子どもたちが訪れ、春に入所者と一緒に植えたじゃがいもの収穫を行いました。

 土を掘り起こすと…。見事な大きさのいもがゴロゴロと出てきました。
 このじゃがいも。子どもたちがメニューを考えて、後日、一緒に料理して味わう予定だそうです。

江南小で稲刈り

2011年09月09日 | まちのわだい


 台風と前線の影響で数日間続いた雨がようやく上がった9月7日。
 江南小近くの田んぼで、児童たちが、育てた餅米「はくちょうもち」の稲刈りを行いました。

 江南小では、全校生徒が参加して米作りを行っています。
 5、6年生が鎌で刈って縛ります。それを運ぶのが3年生で、受け取った4年生が「はさ」にかけます。最後に落ち穂拾いをするのが、1、2年生です。

 この田んぼを管理しているのは、熊谷義孝さんです。
 もう20年ほど、この取組の手伝いをしているとか。

 熊谷さんによると、今年は平年並みの実りとなったそうです。

 数週間の乾燥の後、脱穀して、10月末には全児童で収穫祭を行います。