奈井江町 まちのわだい web版

北海道 奈井江町役場の公式ブログ
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特別栽培米生産組合を設立

2013年02月21日 | まちのわだい


 2月18日、JA奈井江支所においてJA新すながわ特別栽培米生産組合の設立総会が行われ、新しい生産組合が誕生しました。

 JA新すながわ(奈井江町、砂川市)の米生産者は、消費者が求める食の安全・安心に応え、付加価値をつけようと、平成13年に減農薬栽培米研究会を立ち上げ、生産者による情報交換や、研修会を行ってきました。

 平成18年から、国のガイドラインに沿って、農薬や化学肥料を通常の栽培方法に比べて半分に削減した「特別栽培米」に取り組んでいます。
 平成20年から始まった優良品種“ゆめぴりか”の生産では、特別栽培米が東京のブランド米専門店で継続して扱われるなど、道内外で高い評価を得ています。

 これら近年の実績から、生産技術の向上にとどまらず、販売力の強化や生産者の意識の向上を図ろうと、研究会に所属していた33戸(奈井江町31戸、砂川市2戸)すべてが参加し、より組織基盤を強化した生産組合を設立することとしたそうです。

 18日の設立総会では、加藤 勉・研究会会長から設立経過の報告の後、満場一致で生産組合の設立が承認され、加藤さんを新生産組合の組合長に選出しました。

 加藤さんは、「きれいな環境を残す米づくりは、将来を担う子どもたちへの最大の財産。付加価値を高めた米づくりで消費者の支持を得て、生き残れる農業を目指したい」と決意を話していました。

ゴールデンバージ、種畜検査に合格

2013年02月21日 | まちのわだい


 2月13日、川端悟さんの牧場で余生を過ごすばんえい競馬の元競走馬、ゴールデンバージの種畜検査が行われました。

 ゴールデンバージは、食肉寸前のところを川端さんに見いだされ、ばんえい競馬で活躍。「中高年の星」として全国にファンがいます。
 昨年10月末に引退後、奈井江町でのんびりと余生を送っています。

 種畜検査とは、種馬になるために、その馬の健康状態や衛生状態などを検査するものです。
 事前に病気や精液の検査は済ませてあり、この日は、空知総合振興局の検査委員2名が訪れ、身体の特徴が申請書と相違ないかなどを確認し、検査が終了しました。

 馬主である川端さんによると、ゴールデンバージは、3月頃まで奈井江で過ごし、その後十勝に移動。種付けを行う予定だそうです。
 うまくいけば、約1年後の来年3月には、ゴールデンバージの子どもが生まれているかもしれません。
 川端さんは、
「バージのように強い馬が生まれてくれたら」と話していました。