奈井江町 まちのわだい web版

北海道 奈井江町役場の公式ブログ
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小さな音楽祭

2012年05月15日 | まちのわだい
 5月12日と13日、コンチェルトホールで「第8回 小さな音楽祭」が開催されました。

 このコンサートは、町内のクラシック音楽愛好者グループ「音楽なかま奇想天外」のメンバーによる、手作りのものです。

「このすばらしいホールで、すばらしい音楽を聴きたい」
 メンバーの6人は、この思いをこれまでの8回のコンサートとして実現してきました。

 今年の出演は、12日が日本を代表するピアニストである田部京子さん、13日が若手実力派のマンドリン奏者である柴田高明さんと、小澤洋介さん(チェロ)、葛西賀子さん(フルート)のトリオです。
 また、13日には、田部さんによるピアノの公開レッスンも行われました。





 コンチェルトホールは、国内でも屈指と言われる響きを持っています。
 一流の演奏者の奏でる音色とホールの響きに、観客は聞き惚れていました。

美味しい米づくり、技術を確認

2012年05月15日 | まちのわだい



 5月10日、瑞穂3区・堀政博さんの農場で、「特栽米青空教室」と苗の生育状況の確認が行われ、生産者や農業関係機関の職員など、30人が参加しました。

 青空教室では、空知農業改良普及センター中空知支所の職員から、今後の栽培の注意点がレクチャーされました。

 今年は大雪の影響で雪どけが遅かったものの、4月末には25度を超えるほどの高温の日もありました。
 このように天候が大きく変化する中で、苗から田植え直後の段階でどれだけ丈夫に育てるかが、収穫量と味にとって重要なのだそうです。

 普及センター職員は、「4月末の高温で一気に苗が育ったので、生育状況に注意しながら管理して欲しい」と肥料のやり方や苗の生育状況の見方、田植えをする際の注意点などについて詳しく解説していました。

 生産者たちは、会場となった堀さんのハウスで苗を見ながらそれぞれの栽培状況について情報を交換していました。

 奈井江の米農家の皆さんは、「ゆめぴりか」の生産では、全道トップクラスの低タンパク米出荷割合をデビュー当初から3年連続で達成しています。
 また、「ゆめぴりか」や「ななつぼし」の減農薬・減化学肥料米(特別栽培米、高度クリーン米)はとても美味しいと、札幌や東京の米穀店で高値で売られています。

 この日の教室を主催したJA新砂川特別栽培米研究会の加藤勉会長は、「今日のような教室を開くことで、生産者がお互いの技術を高める機会になればと思う。今年もいい米を作りたい」と意気込んでいました。