北海道新聞でエッセイ「いのちのメッセージ」を連載している方波見康雄医師。
江南小が取り組んでいる授業、「奈井江で普通、世界で一流」ので、5、6年生へ語りかけました。
授業のテーマは、「いのちのメッセージ」です。
子どもたちは授業の中で、小さな米粒の大きさを測ったり、瞬きの回数を数えたりしました。
その小さな米粒は、
多くの細胞からできています。
その米のDNAは、
父母となる品種から受け継がれています。
まばたきによって、涙が瞳を潤します。
そして、嬉しいときや悲しいときに流す涙は、
瞬きのときの涙とは成分が変わります。
他人の流す涙の意味を理解するのが、人間です。
こんなことを児童に語りかけていた方波見先生。
「宇宙が始まってから137億年という果てしない時間の中で、人はその記憶を持った存在。そして、あなたの存在はあなただけ。他人の悲しみを理解し、自分を大切にして欲しい」と語りかけていました。