「-駅前プラザが完成 高齢者相談室は業務開始-
気仙沼市が、JR気仙沼駅前で整備を進めてきた複合施設「気仙沼駅前プラザ」が、完成した。1日には高齢者相談室が開所。災害公営住宅入居者らのコミュニティー拠点となる集会施設や、飲食店などのテナント、ハローワークも順次オープンする予定で、駅前のにぎわい創出につながることが期待される。
気仙沼駅と市営気仙沼駅前住宅に隣接する気仙沼駅前プラザは、昨年9月に建設が始まり、先月28日に市に引き渡された。鉄骨造り2階建て、延べ床面積は約1300㎡で、名称は地元自治会などへのアンケートを経て決定した。
1階には早速、NPO法人なごみが市からの受託業務として「気仙沼上・中・新月地区高齢者相談室」を開所した。生活援助員(LSA)が常駐し、主に地区内の災害公営や防災集団移転団地の住民の安否確認、見守りを行うほか、日常の心配事などの総合相談を受け付ける。平日の午前9時から午後5時まで。
同じく1階に入る集会施設は4月1日の供用開始予定。使用の申し込みなどは、指定管理者が決定するまでの間、市地域づくり推進課で受け付ける。テナントには、障害者の就労支援や手作り小物の販売などを行う「働希舎かもみ〜る」、「とんかつ勝子」が入り、内装工事を終え次第、順次営業開始する。2階には、東日本人震災で被災し、仮設事務所(東新城)で業務を行っているハローワーク気仙沼が移転するが、利用者に支障がないよう年度末や初めの多忙な時期を避けて引っ越し作業を進めるという。」
(3月3日付 三陸新報より)
当法人が気仙沼市から受託していた「気仙沼上・中・新月地区LSA」が「気仙沼上・中・新月地区高齢者相談室」と名称を変え、このほど新築なった駅前プラザへ移転しました。これで当法人が運営する高齢者相談室は南地区高齢者相談室に続いて二つ目となります。
このことについて、職員一同、非常に誇らしく感じておりますし、市当局の懐の深さに感服しております。
この気持ちを忘れず、これからさらに本市の社会福祉の増進に寄与して行くことを、改めてお誓い申し上げます。
駐車場側から