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チャコール・グレイの肖像

2019年12月21日 | JULIE

Twitterで、木曜・金曜に「琉球の風」の総集編が放送と、知ったので録画しなければ!と思ったのですが。残念!沖縄のみの放送だったようです。(-_-;) 沖縄だけといわずに、是非 全国放送をして欲しいです。

NHKに要望を寄せましょう。前もしたけど、声が届いていないので再び!⇒NHKおよび放送番組についてのご意見・お問い合わせ



ジュリー作詞作曲の「ロ・メロメロ」が収録されているアルバムは、「チャコール・グレイの肖像」です。発売は、1976年12月。「コバルトの季節のなかで」が入っていて、あの 謹慎した年の暮れに出されたアルバムです。

そのせいか「今夜は華麗な宴にどうぞ」などのような、華やかさや派手さは感じられず、題名のとうりチャコール・グレイ色に沈んでいる空気を感じ、全体的に地味な印象です。アルバムのデザインも中の写真も地味で、当時 ジュリーの顔のアップが欲しい~と思いました。

全てジュリーの作曲です。

収録曲 (全作曲:沢田研二) 

ジョセフィーヌのために 作詞:小谷夏/編曲:大野克夫

夜の河を渡る前に 作詞:阿木燿子/編曲:船山基紀

何を失くしてもかまわない 作詞:藤公之介/編曲:井上堯之

コバルトの季節の中で 作詞:小谷夏/編曲:大野克夫

桃いろの旅行者 作詞:桃井かおり/編曲:大野克夫

片腕の賭博師 作詞:荒木一郎/編曲:船山基紀 

ヘヴィーだね 作詞:沢田研二/編曲:井上堯之 

ロ・メロメロ 作詞:沢田研二/編曲:大野克夫 

影絵 作詞:松本隆/編曲:井上堯之 

あのままだよ 作詞:岸部修三/編曲:船山基紀


私がこの中で好きな一曲は「夜の河を渡る前に 作詞:阿木燿子」阿木燿子さんの歌詞がとてもいい 阿木燿子さんといえば百恵ちゃんで、ジュリーの詞を書いているイメージが有りませんが、これは好きだわ~

『夜の河を渡る前に 愛が寝返りをうった♪』何かを渇望するような焦燥感を感じる、男は眠る女を横にしながら 違う方向を見て、部屋から出ていこうとしている。暗い部屋の中、男と女の情景が浮かんでくる。映画のワンシーンのようです。ライブでも何度か歌いましたね。YOUTUBE⇒夜の河を渡る前に

歌詞⇒ 時を見すごす 夜の流れの  淵に立てば おまえの寝顔  蒼ざめて浮ぶよ  夢の続きなのか眉を寄せ  息を乱す おまえの姿 悲しげに 映るよ・・

(2つ見つかった歌詞検索サービスの誤字が、いずれもヒドイ、「ざ」と「ぎ」の見分けがつかないなんて、老眼の人が作ったのかいな? 2つとも同じ間違いをするなんてね)

サリーの「あのままだよ」はどんな曲だったかな?すぐに曲が浮かびませんでした。サリーの作詞のみを集めたYOUTUBEがありました。⇒ あのままだよ 作詞:岸部修三 (44:56 秒頃より)

madameHが「大好きです、何度も聴いています。ライブで歌って欲しい」と言われていた  「 僕の空(TEA  FOR  THREE)」は53:09頃。

サリーの作詞はPYGにも有りますが、ジュリーのアルバムでは「衣装」「 ヘイ・デイヴ」「悲しい戦い」など、印象深い忘れ難い曲ばかりではないですか。お父さんを歌った、哀愁の有る「親父のように」(30分50秒)は、ジュリーの声の艶が、歌詞に彩りを与えているように思いました。どれも内省的で深い余韻を残す曲ばかり、サリーの人柄をも表しているような気がします。

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