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Kozakai ダンススクール5周年記念 ダンスフェスティバル

2019年12月09日 | ライブ・公演・舞台

生れ変わったその時に、是非やりたいことがある。
その一つに「社交ダンスが踊れるようになりたい!」

いつもよりおめかしに厚化粧、8日はJ友・さんごさんの息子さんの主催されている、小堺ダンススクールの5周年ダンスパーティーに参加した。こちら、さんごさんち⇒さんごさんの大切な普通(19/12/9)5周年記念party 


一度参加して、目くるめくような華麗なソシアルダンスの世界に、スッカリ魂を抜かれたようにボォーーーーっとなって以来、毎年参加することに決めている・・のに、
去年、不参加だったのは、同日に三田(さんだ)で、ジュリーのライブがあったから、去年は12月中までライブがあったもんねぇ

 2年ぶりの、メリケンパークオリエンタルホテル。

ダンスの華やかな衣装に身を包んだアマチュア出演者さん達が、背筋をピンと伸ばして続々と会場入り。男性の姿も目立って、それなりにお歳を召した方もいるけれど、皆さんどなたもがキリリとしてカッコイイ。

  KOZAKAIダンススクールの、小堺先生の気品ある折り目正しさと、仁美さんの弾けるような笑顔が美しくて、ほんとに眩しいくらいです✨

この日の為に練習を積まれたのだろう、目の覚めるような色あいの 思い思いの美しい衣装に身を包まれた、アマチュアデモンストレーションでは、「ムーンリバー」や「パイレーツオブカリビアン」など、耳に馴染んだ楽曲を聴くのもとても楽しい。

乾杯とディナータイム
美味しいお料理も楽しみの一つ! お刺身に添えられた黄色いエディブルフラワーが、我が家で今も咲いてる金魚草で、鑑賞用とは違うのだろうけど、思わず食してみる。金魚草は ほんのり甘くて、少し苦みがあった。

 

イベントでは、(みんなで踊ろう!!パプリカ)パプリカって、題名しか知らんわ~。他の方は皆さん知ってる!大人気よ、お子さんと踊ったと言われているのに、私は知らん・・
聴いた事ないと言い張るのは、さんごさんと私だけ・・ マジにジュリーの歌しか知らいないのよ~(-_-;) 「誰でも出来ます、簡単です」という振り付けが覚えられない自分に、やっぱりなぁ💦。生まれ変わったら踊れるようになります!
バイトの若い男の子に踊りませんか?と手を差し伸べられても、断るしかない自分が歯痒いわ~ ほんまに。

 

そして何といっても 今日の一番のお楽しみは、プロフェッショナルショー!
何たって、これが一番の楽しみで~す!

主催者の小堺・横山組の華麗なタンゴには、ダンスは台詞のない演劇だと つくづく思った。音楽に合わせた腕の動き、ステップ、翻る衣装が、何よりも雄弁に眼の前で一つの物語の始まりと終わりを伝えている。わずかな時間に、私達はひとつの完結したドラマを見ているのだった。

北海道から来られている五十嵐先生は、笑顔も衣装もとてもセクシーで、アマチュアのデモンストレーションで、踊られたPaso Dobuleの挑みかかるような切れのあるダンスに、思わず目が惹きつけられ、気品のある色気の小堺先生とは、まことに対照的です。

五十嵐先生の踊った「愛の讃歌」は訳詞が岩谷時子版ではなく、心の動きが伝わるような深い声のボーカルで、踊りとピッタリで いったい誰が歌っているのか?さんごさんが調べてくれて、大竹しのぶさんだとわかり、かな~り意外・・・
TVで大竹さんのシャンソンを聴いたけど、頑張っているのはわかるけど、ご本人の思い入れ程でもない・・と思っていたので、見直しましたわ~ でも、お次はジュリーの歌うシャンソンで踊って下さいね!


3時間に及ぶラストは、スペシャルゲストショー

フェスティバルが始まる前に、スラリと背が高く、衣装も髪も、まるでアールデコのポスターから抜け出たような とても美しい女性が、会場の片隅でひそやかに立っていて、プロの方なんだろうなぁと思って注目していた。
それが今夜のスペシャルゲストの 庄司 浩太、庄司 名美さん。日本国内で数々の優勝と、海外でも高い成績を誇る、正真正銘の元チャンピオンのお2人だった。

しかも、庄司 浩太さん、東大出身て・・ いります?学歴?そんなもんは無くっても、お2人は輝かしい元チャンピオン 引退しても練習が好き!とおっしゃるお2人に、いつも精進を忘れない真摯なお姿が見えた。

今夜の主催者、右が小堺大志先生、左が横山仁美先生。真ん中のお2人が、元チャンピオンの庄司浩太、庄司名美さん。

お2人の優雅な舞、目の前で大きく翻るドレスの裾が、強い風を巻き起こし、ビュンと私の身体に吹き付けて、その風に吹かれることが嬉しくて幸福感を感じられた。

無心にダンスに見とれている最中に、私のスマホがブンと振動して、誰から?と覗き見をしたら、大学の同級生からだった。『施設に入居していた母が亡くなりました。』
お母様は長く認知症を患れていて、友人が苦労していた事を私は知っている。すぐにはお悔やみの返信が出来なかった。いち早く知らせてくれたのに、友人よ御免なさい。

眼の前で繰り広げられている、この世の華である華麗なダンスの饗宴。私達だけを観て!そう語り掛けているような、自信に満ち溢れたお2人のダンサーの身体の躍動が、今 私は呼吸して生きて動いて踊っている!という素晴らしさを雄弁に物語っている。

スマホの中の「死」という言葉の無常さとのあまりの落差に、思わず涙がこぼれた。そのどちらもが今の私の目の前の現実に違いない。

ソシアルダンス、この優雅にして力強いもの。この私が次に生まれ変わったら・・・
やっぱりソシアルダンスが踊れるようになりたい(フィギアスケートも好きだけど、寒いし転んだら痛そう・・)と思う、夢のような一夜となりました。


 

 左端が北海道からお越しの、切れの有る踊りがセクシーな五十嵐先生で、最後にしっかりお握手していただきました(^-^)

今夜のグストの先生方ですが、お2人 お姿がみえないようです。あれ?

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