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②ロームシアター京都(50周年記念LIVE)

2017年07月23日 | ライブ・公演・舞台

一列目センターという、まさに神席中の神席!でご覧になった、どんぐりさんに感動のコメントを頂きました(^-^) 神席ならではの、贅沢な悩みもお有りだったようです どうも有難うございます

やはり神席というだけあって、最高で夢のような時間を過ごせました。少し残念だったのがスクリーンが近すぎて後ろに下がれず、全体を見にくかった(贅沢、罰当たりです)
久しぶりに眼が開いてるジュリーを見られました。節のない細い白い指。若かりし頃のジュリーをあの席で見ていたら気絶するかもですね、でも今の大人で頑固で丸くなったジュリーはとても魅力的です。
マイク不調?なんか何も気になりませんでした。残念ですが前で見ていても靴を何度もこすりつけるようにしていた理由がわかりませんでしたね。ジュリーのペットボトルミストを私の左右の人達と手に受けました。大満足😆でした!

 


※MC、簡単に、決して正確では有りません。

ようこそ、沢田会館へ!50周年ライブに駆け付けて下さって有難うございます。お兄さん おおきに!おばあちゃん おおきに! これもひとへに・・・私の努力の賜物、皆さんのご支援のお蔭と心よりお礼を申し上げます。来年の1月までライブをやります。今日からは「京都沢田会館」という名前に・・ あかんやろ!そんな金出せへん。今日は長いよ!覚悟してください。最後までごゆっくり・・



有難う!有難うね!フオ~~ 暑おす 暑おす アツオスよりも厚揚げが好き 何のこっちゃ! 時はあまりにも早く過ぎ行く・・ 50年は早かったのか、短かったのか・・長いで、誰が想像した?69になっても歌っているなんて。例えば、内田裕也みたいに売れないでずっとやる。言うたらあかんで、私は何もゆーてませんよ。

タイガースはたった4年間、その後約半年間くらいPYGがあって、この時に色んなことを学んだ。タイガースのあの熱狂は何だったんだろう。ナベプロからはソロになれソロになれと言われて、ヘタやのに・・皆がヘタや言うてるやん。業界の人達がソロになると言っているのが聴こえる、それで意地を張る、何でやらなあかんの。どうせ売れへん・・と思たら売れたがな。

その後、井上さん達と一緒でないとイヤ。PYGから売れるまで、とても短かった。その期間にすごく勉強した、タイガースの4年間のお陰で 何も怖くないと思う。続きは後ほど・・

「LOVE LOVE LOVE」入れて24曲。プラス 冒頭の「あなたに今夜はワインをふりかけ」ご存知の無い歌ばかりでしょ。50年間やるという事は、売れ続けたわけではない。せいぜい半分・・ さらに続きます。



あと10曲で50曲、ソロになって売れる気は殆どなかった。何でか売れた、理屈がわからない。人気が出ても大人からは、ハン!どこがえーの、聞こえよがしに言われ、足を引っかけてくる。二回も喧嘩した。TV見て何でこの人が売れるかわからん、AKBなんか皆同じ顔しとるがな、いや皆違うがな、兄弟でも違う、夫々が違う・・

 


アンコール

50周年やから 何かせなあかんな。映像を片っ端から見て、出ているのは親戚の子達、僕は後半だけ。私らしくないことも・・ 7000円から8000円に値上げして、ちょっとはお金がかかってるんや。ワイルドワンズの皆さんには殆ど出ませんと、お断りを入れてあります。面白かったわ

50年は生きて歌い続けていたら叶う。顧みれば紆余曲折、谷あり 谷あり 谷あり・・・の 事の方が多かった。自分で色んな事を考えて、色んな人にこうした方がいいよといわれ、それをこなすのが自分と思っていた。タイガースの頃は面白くて面白くて・・僕ら子供でした。こっちと言われればついてゆく、それが続かなくて、世の中甘くないと思い知らされた事もあった。業界の人がこうしたらいいと言われた事を殆どしなかったら、今に至った。じっとしていると、勝手に世の中と合う時が出てくる、それは年齢。

僕は40過ぎてから60まで七転八倒したわけ。独立して自分が働かないと 社員に給料が払えないという事になって、何しようTVや。ところがTVという所はおそろしい、売れている人は平気で出てゆく、売れていない人が出てゆく場所じゃない、この僕がゆーてる。何回か出て行った、どうも違う。今度出る時には売れてから出て行こう。再び売れることはわあからへん。それなら好きな事をしよと思い、色んなことを思い起こした、いろんな人に会ったこと、言われた話、耳にした事、目にした風景、全てが自分の今、これからを支えていくんだろうと思ったのは60歳過ぎて、ついこの間・・・    (続く)


 


 

※2001年にTVに出て行ったのは、早い話が社員に給料が払えなかったのか・・  これはジュリーの言葉の綾かもしれないけれど、正直に言って50歳を過ぎたジュリー、ライブの観客数も頭打ちに見えた。90年代、いまや伝説のACTは、コアな一部のファンしか見ていない舞台です。

現状打開に打つ手はTV復帰しかなかったのはわかります。ファンとしては90年代に全くTV界から姿を消したジュリーがTVに出てくれるのは とても嬉しかった・・・だって、ライブとアクトしかジュリーにあえなかったんだもん。テンションは下がりますよ。ジュリーもだけど、ファンも気持は暗かった 「暗黒時代」と言わせていただきます。

先日の朝ドラ「オードリー」の麻生センセイは、まずジュリーのTV復帰の最初の布石だったのだ。誰もが好感が持てる、とてもいい役でした。その後に出まくった番組がバラエティ番組で、くっだらない番組もありました。2000年には歌番組は姿を消し、ジュリーの出る場所も限られていたのです。

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①ロームシアター京都「50周年記念Live」

2017年07月23日 | ライブ・公演・舞台

行ってきました、ロームシアター京都、いえ沢田会館に

いったいどうしたの?どうなってるの?と、あまりにもハプニング満載の沢田会館でしたが、涙ウルウル・・感動してきました。取りあえず思い出したことだけ・・・

11列左側と見やすい席で、NHKの二階席後方からは ずっとジュリーに近づきました。

まず最初にスルスル降りた大きなスクリーンに映し出される画像が、NHKの時と比べて私からとても近くなりました。やっぱり、後方席で観るのと違うなあと実感しました。J友様は1列目のセンターでしたが、まさに眼の前で繰り広げられるジュリー自身の映像は、随分と迫力があったのでは? 

NHKと京都との違い、私はNHKではやっぱりツアーの最初だから、何を歌うのか?とそっちに神経がいっていたんだと思います。今回の方が、1曲1曲にジュリーの人生と、その時の自分の気持ちを重ねながら聴きました。この時にはこんな事があった、この曲がリリースされた時に自分はどう思っていたか、等。お蔭で、ジュリーの気持に自分の想い出を重ねて、最初から涙が滲んでしまい ウルウル・・・

ジュリーの声は、NHKの初めの方が いささかガラっとしていたのと比べると、よく伸びて艶やかで、甘さの中に力強さがあって魅力的です。

ところが、今回最初から時おり歌声がプツっと小さくなったり、途切れました。マイクが悪いのか?それがずーーーっと治らずに、それだけがとても残念でした。若い時は完璧主義で、間違えるとスタッフを叱責していたというジュリー。気になっているだろうな・・と思いながらも、ずーっと音の不調はそのまま好転せずです。

NHKよりも歌声は良かったので残念でした。途中、やっとスタッフが出て来てマイクを交換しました。ジュリー、あれ?と言う感じでマイクの交換に不思議そうな顔をしているように見えました。もしかしてジュリーはマイクの不調に気がついていなかったのでしょうか??気がついていたら、もっと早くに自分から交換させたのかと謎です。

で、マイクの交換をしたにも関わらず やっぱり音の不調は直っていない。マイクじゃないとしたら、スピーカー??とにかく、1974年から40数年LIVEに行っていますが、私には初めての経験でした。それ以外はNHKよりも歌声は素晴らしかった。いえ、それ以外もハプニング満載でした~ 

途中、スタンドにマイクを挿そうとしてボトッっと落す(笑) これは、マイクを挿して何事も無いように歌いました。 

「サムライ」 京都に来る前に大阪で「世界を変えたレコード展」に寄ってきました。その時に、私の目の前で一般人のおばちゃん二人組が、沢田研二「サムライ」の文字を指さして言った言葉に、体がカッと熱くなりました。そのエピソードはまた後程で、今は老いた眼の前のサムライ(ジュリー)の歌う「サムライ」の毅然とした、何物にも侵されないカッコ良さと言ったら・・こういうのを本当にカッコイイというの、これをわからない奴はセンスがないの、これに勝てる奴がいたら出てこい! まさに今回の白眉か?!と思いました。

ところが この先にも心に残る曲が続々で。。。

COCOLO時代、90年代の曲は、当時の私はあんまり聴きこまなかった。だって、ジュリーもこの時代は辛かったろうけど、ファンも同じく辛かったのだ。 でも今日聞いて、その当時と同じフリをするジュリーに心から感動しました名曲やな~ ああ、こんなに年月は経ったけど、今聴けて良かった

NHKホールでは今の日本の状況に余りにもそぐわ過ぎて、心に残った「un democratic love」。でも今日は他の曲が良すぎて それほどでも~っ・・ と、思っていた。その時は。 

ところが、歌い終わったジュリーが「熱中症になりました」「何も覚えていない」と言いだして「ちょっと待って、水を飲ませて」と水を飲み・・・改めて、歌詞を復唱してみせる。え?ほんとに大丈夫??心配になっちゃいました。 で、改めてもう一度歌いなおす。お陰で、またもやun democratic love」はロームシアターにおいても、忘れられない曲になりました。NHKの時とは感じた想いは違いますけどね・・・

カッコよくクルっと空中ターンして、着地しようとしたら何かに足をとられたのか グラついて着地のジュリー。大丈夫?!と心配になりました。その他にも、何故か舞台の床面を気にして 靴で何度もなぞってみせるジュリー。どしたの~??

いや~ ハプニング満載でした。

MCもNHKの時よりも長かったのは、地元京都という事もあるけれど、やはりジュリーも初日の緊張があったのでは?タイガース時代からPYG、ソロへと、かつてのエピソードを話すジュリーは、本当はもっともっと話したかったんじゃないだろうか。もっと話したい、この場にいる満員のファンに今の想いを伝えたい。そんな溢れ出る気持ちを充分に感じられました。

若い時には自分が50年もやっているなんて思わなかった、というジュリーは、こうして信念を曲げずにやってきて、50周年を迎えた自分を褒めてあげたいと、誇らしく思っているに違いない。その気持ちはファンも同じです。50周年LIVEに参加しているという、そのシアワセを存分に感じられた沢田会館でした。

そろそろこの辺で切り上げないと、明日はお仕事なんで おやすみなさい(-_-)zzz

昨夜は、ロームシアターに行く夢をみました。

今宵もジュリーさまの夢が見られるかしらん?若いジュリーでも年寄りジュリーでも、私はどっちも大歓迎よ!おやすみなさい。

続く・・・(予定)

LIVE終了後の沢田会館

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