NAGANO日記

北信州をジタバタ走り回っている、naganoうさぎの多忙な日々

タイ旅行 ③

2006-07-20 | おそと

                             photo by usagi


 
photo by gozu


《バンコク》

写真はワット・アルン。暁の寺です。

三島由紀夫「豊饒の海」3部作の第3巻「暁の寺」のモチーフ。三島作品に傾倒していた高校時代、文庫本を買っては読んでいましたが、これには手を付けていなかった・・・第1巻の「春の雪」止まりでした。だって長いんだもん。で、旅行前にやっぱり読んでおかなきゃ!っと本屋に行って手にとってはみたものの・・・厚さと文体の重さに怖じ気づきやっぱり降参。。。
いつか読みます。

他の三島作品から勝手に想像していたイメージと違う、華やかで美しい塔です。陶器の破片やらで装飾された外壁は、現代アートだと言っても通じるくらい新鮮で輝かしい美術品です。見た瞬間に「かわいい!」と思いました。

ワットポーの寝釈迦像は世界最大だそうです。あまりに大きすぎて写真を撮る場所に困りました。穏やかで優しいお顔をしていますが、足の裏は究極の扁平足。108の鉢にひとつひとつコインを入れつつお願いをするというお参りをしてみました。108もお願い事なんてありませんって。。。たかが20バーツのお賽銭で図々しいので、何度も同じことを繰り返し唱えました。
図々しさは一緒か?

 
photo by Mr.S

エメラルド寺院は名前のとおり、豪華絢爛。見たことのない人に言います。あなたの想像の10倍は凄いです。建立するのに気が遠くなるような資金がかかったでしょうが、それを維持するのにも膨大な費用をかけているのでしょうね。この国の何を見ても手とお金がかかっていることがわかります。

そのわりに、町を見ると貧富の差が大きいこともわかります。この国は何を犠牲にして何を守っているのか、想像がつきます。あ、これは批判ではありません。心のよりどころが、信じる何かが、何よりも大事だと考えてる価値観を素晴らしいと思うのです。逆に物質主義のニッポン人の方が貧しいのではないのだろうか、とふと思ってみたりして。。。

す、すみません。。。 お盆以外にはお墓参りにも行かない私が言う言葉じゃないですね。

エメラルド寺院の本堂は誰でも入れます。タイ式に拝礼をしてお祈りしてきました。

ところで、お祈りは日本語で通じるんでしょうか??  素朴な疑問(笑) 

ところで、このブログの存在は1人を除いて誰にも教えていないので、家族も友人も知りません。だから写真の本人達には無断で掲載です。ま、いっか。


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