プロピアニストとお話をしました。

あるきっかけで、プロピアニストと対談させていただきました。

彼は面白い経歴で、芸高時代は作曲家を専攻していたらしく、ＳＦ好きで
本当はＳＦ作家になりたかったらしい。

ところが、ドビュッシーの『牧神の午後への前奏曲』を聞いたときに、音楽で
ＳＦのような夢の世界に行くことができる。と感じて、そこから芸高を卒業と
ともに、ポーランドのワルシャワ音楽院で一からピアノを習ったとのこと。

もちろん、３歳からピアノは習っていたとのことですが、今では年に数回
音楽ホールでリサイタルを行う。もちろん4千円ほどの入場料が必要。

その彼は、地元の小中高から呼ばれたら、ボランティアでピアノを弾く。

常日頃、利益のことばかり考えているわたしの頭では理解できない。

彼は、音楽ホールで数千万円のピアノを弾いてお金を頂く。
でも、一方では体育館で調律も不十分なピアノでボランティアで弾く。

ん～。

直に聞いてみた。

体育館なら人との距離が短く、親しみがある。もっと皆がクラッシックを好きに
なって欲しいから。

私もまだまだだな。